氷山の一角

教員の児童・生徒へのわいせつ行為を絶対に許すな.
日本の教育制度を歪めているのは文科省ですが、
所詮は「結論を出すことのできない」軟弱官庁です。それこそ大問題ですが。
教育現場での問題は地域の教育委員会に委ねられています。
「クソ教育委員会」と教育委員会の無能ぶりを嘆いたのは橋下徹元大阪市長です。
私もこの問題に関しては、正直、「しっかりせよ、教育委員会」と申し上げねばなりません。
毎日新聞の調査です。「児童・生徒にわいせつ行為をした教員」への懲戒処分公表を
ためらう教育委員会が31もあるってことです。
何を考えているのか。
公表しない理由が「被害者が非公開を望んだ場合、事案そのものを公表できない」
「被害者が特定されれば二次被害が予想される」ということだそうですが。
ケースバイケースなどという教委もあるそうです。とぼけたことを言ってるんじゃない。
教育委員会は生徒のためにあって、不道徳教師を擁護するためにあるのではない。
考えてみてください。教師がなぜ、わいせつ行為をするのか。
強い立場にあるからではないですか。生徒の言い分の大半は、
「先生が怖くて従うしかなかった。転校や留年させられるのも怖かった」。
大なり小なり、それが実態です。
18年度ですが、わいせつ行為で処分を受けた公立・小中高の教員は計282人で、
過去最高だったそうで、年々増える傾向にあるようです。
なぜ、増えるのか。以前は生徒が泣き寝入りしていたからです。
昨今は、生徒が口を開くようになったからです。でも、それは「氷山の一角」です。
ということは、被害者のプライバシーに配慮して、なんて言うのは
「教育委員会」の教師を守ることが自分たちの保身である現れです。
呆れるのは「教師には社会復帰の権利がある」として、情報は原則、
失効期間の3年しか登録されない。それを逆手に、その間は色んな理由をつけて
公表しないのだそうです。「許せない」「絶対に許せない」。
わいせつ行為をした教師は「即刻・指名を公表、大々的に報じ解雇」です。
当たり前でしょ。そうしないから、こんな犯罪が罷り通っているのです。
この緩るさが、実は親の「児童虐待」にもつながっているのです。
年端も行かない、子どもに虐待を繰り返す親。
恐怖心を与えて、児童生徒にわいせつ行為を繰り返す教師、同根です。
なぜ、厳しい罰則を与え、かつ社会的制裁を加えないのでしょうか。
そんな教師は抹殺すべきです。そんなことができない国なんでしょうか。
私も「クソ教育委員会」だと言いたい。Goto

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