政府は早急に「司令塔」を明確にして、正確な情報を発信せよ。
孫子の兵法「謀攻編」です。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
敵と味方の実情を熟知していれば、敵の現状をしっかりと把握でき、
自分自身のこともよくわきまえることができる。そうして戦えば負けることはない。
コロナウイルス。ここまで患者が増えてきますと、もはや戦争です。
国家を挙げて戦わねばなりません。まずは、政府が臨戦体制を組まねばいけません。
現状では「病原菌」が暴れているとの認識で、厚労省が前面に立っていますが。
患者数が全国に及んでいます。もはや、厚労省の域を超えています。
司令塔にならねばならない官邸は首相の「桜の会」疑惑と、
担当である補佐官の不祥事で野党の攻撃を受け、動きが取れない状況です。
政治が国民の命と財産を守るために存在しなければ無政府状態ではないか。
野党は「国民の命」に関わるこの戦争のどんな役割を担うのか、覚悟を示さねばならない。
国会での論戦は一時休戦して、暫くは政府と一体となって、このウイルス戦争に勝利すべく
共に戦わねばならないのに、その危機感が全くない。
野党には「カンボジアが受け入れたもう一つの観光クルーズ船」に乗船している日本人を
迎えに行くことを放置している政府に対応を迫るなど、役割はあると思う。
政府は、まず「司令塔」を決めるべきです。首相がトップで、
官房長官が陣頭指揮を取り錯綜する情報を一元化すべきです。
首相は「戦争」に立ち向かうことを宣言し、国民に覚悟を促すべきです。
そして「彼を知る」です。敵であるウイルスは「自力では生きられない」ため
生き物に寄生します。人間を寄生先に定めた敵は呼吸器系の
比較的奥の細胞に取り憑く傾向にあります。それが重篤な肺炎をもたらしています。
敵を制圧するための兵器(ワクチンなど)をつくるべく、世界中の関係機関が
奮闘していますが、その完成には時間が掛かります。
それまでの間は、敵に取り憑かれないよう応戦せねばなりません。
そのために「司令塔」の指示が必要です。
「司令塔」は応戦せねばならない国民の現状をしっかりと把握せねばなりません。
それが「己を知る」ことです。メディアが針小棒大に煽る現状が国民の不安を
倍化させています。これでは、戦々恐々となり、警戒過敏になり敵の思う壺です。
「例え戦争状態でも」それを止めることはできません。民主主義社会だからです。
それに対抗するには「司令塔」が正確な情報を発信することです。
同時に「専門知識を適切かつ迅速に」示すことです。
ときには「命」を守る立場から、強権の発動させることも国民に覚悟を促すことです。
この戦争は「敵を殲滅させる兵器」が完成するまで終息しません。
もちろん、自然環境という武器が大自然によってもたらされるかも知れませんが。
長い戦いになります。今こそ国民が一致団結せねばならない時です。
「敵と己を知って」共に頑張りましょう。
私は上機嫌であれば敵と対等に戦えると思っています。Goto
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