ネスティング

人間は怠惰に流れ易いものです。
サンドイッチは好きですか。
コンビニで売ってる「ランチパック」って意外と評判が良いようです。
私はパンは耳の部分が好きですので、ちょっと淋しいのと、
甘過ぎるかなと思っていますので、基本は食べませんが。人気があるようです。
いきなりサンドイッチなのは、今日、3月13日は、3(さん)の間が1(いち)だからだそうです。
バカバカしい語呂合わせですが。サンドイッチなるものの発祥もやはり笑えます。
イギリスの伯爵にサンドイッチという人がいた。
大体ですが、英国って国は、爵位のある人たちを「ナイト」って言うそうですが、
ろくに働きもしないで、遺産(そもそもバイキングの国ですから、世界中から強奪したもの)で
遊んで暮らしている「層」があるようです。
そのサンドイッチ伯爵。
仕事などをせず遊び呆けていて、取り分けトランプが大好き。(米国のトランプじゃないですよ)
食事の時間さえ惜しんでトランプに興じている。
腹が減ったトランプ伯爵、メイドに「何でもよいからトランプ中でも食べられるものを持ってこい」と命じました。
思案したメイドさんが栄養も考えて、パンにローストビーフを挟んで持ってきた。
こりゃ重宝とついた名前が「サンドイッチ」だとか。へぇーですね。
二十四節気では3月6日が「啓蟄」です。
「啓」は拓く。「蟄」は「冬籠りしていた虫」のことです。
「啓蟄」は春の気配に目を覚ました虫たちが蠢くことを言います。
春です。虫や動物たちだけではなく春風にウキウキする時候です。
それがです。何と申しますか。お上の御達しが功を奏したのか。
虫や動物がどう蠢こうが、それは自由。
でも春なのに、人間は動き回らず家でおとなしくしていろと、動いちゃいけない状況です。
虫でいうなら「啓蟄」をするな。もう少し「巣篭もり」をしていろってことです。
巣を意味する英語は「ネスト」それに「ing」をつけた「ネスティング」という言葉があります。
本来は旅行や外食よりも自分の家(巣)を居心地よくして楽しむライフスタイルのことを言います。
「コロナ騒動」で政府は国民に「ネスティング」しろと強要しているようなものです。
しかし、相手は目に見えません。どこにウイルスがいるのか分からないので、
「巣」から出て歩き回れば、ウイルスに取り憑かれる可能性があります。
気持ち悪いから「ネスティング」ってことになります。
問題は、です。真面目な日本人です。お上の指示に従い全国民がこぞって
「ネスティング」してしまったら、日本の経済はどうなるのでしょうか。
そこまで政府は読んでいるのでしょうか。
恐ろしくて「何も言えません」。しかし、果報は寝て待てと申します。
仕方がない、収まるまでは「ネスティング」でしょうか。
人間というやつは、怠惰に流れ易いものです。
「ネスティング」中に自己研鑽を積まねば、サンドイッチ伯爵のように、
遊び呆ける癖が身に付いて、その後が大変になるのではと危惧します。Goto

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