景況感

昨夜来から激しい雨です。
あらゆるものが流れて溶けてしまうようです。
今週一杯、続くとの予報に、まずは身を守ることから始めて頂きたいと願います。
景況感の話をしたいのですが、いや、書いてみますが。
コロナ禍に豪雨、そして経済の停滞、
「神は乗り越えられない試練は与えない」と申しますが、
余りにも非情であります。
それでも、笑顔で、上機嫌で耐えようではありませんか。
強いから弱いからで生き延びれるのではない。変革できるかどうかではないでしょうか。
日銀が6月の全国企業短期経済観測(日銀短観)を発表した。
大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)がマイナス34となった。
リーマンショックの2009年6月以来11年ぶりの低水準だ。
3月の調査から26ポイントの落ち込みは過去2番目の大きさ・・・
新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が停滞している影響がくっきり表れた。
大企業の非製造業でも悪化は鮮明でDIは25ポイントのマイナス。
下落幅は東日本大震災以降過去最大となった。
「巣ごもり消費」などで小売が9ポイント上昇するなど堅調な業種もあるため
全体の景況感はリーマンショックほどの悪化はなかったが、
中小企業全産業のDIが26ポイント低下したことで厳しさは増している。
その影響がもろにでているのが有効求人倍率。過去2番目の下げ幅で
1.20倍までさがり、第1次オイルショック(1974年)に次ぐ下げ幅を記録、
求人倍率の低下は5ヶ月連続。5月に急激に悪化したのは、企業の求人意欲が低下するなか
求職者が3ヶ月ぶりに増加に転じたためだ。
その理由は新たに失職した人が急増、完全失業率が2.9%。197万人で19万人増えた。
調査機関の試算では持続化給付金・雇用調整助成金など政府の企業支援策を
見込んでも「失業率は年末ごろには4%を越し350万人に上るだろう」と予測する。
更には第2波の懸念も強く、感染防止や需要減を予想、事業を縮小する動きがあり
感染拡大前のような採用意欲が戻ることは難しい状況にある。
短観と求人倍率だけで景況感を判断するのも乱暴だが・・・
さて、この状況が続くとなると、下半期は更に景況感は悪化し、不況が続くことを
覚悟せねばなるまい。同時に世界的な恐慌がくることも予想せねばならない。
となると「不況下」でどう生き延びるかが勝負になろう。
今この場で言えることは「強いからといって生き延びるのではない。
弱いからくたばるのでもない」変化に敏感に対応できる柔軟さ・・・変革する勇気が
雌雄を決するのではないだろうか。何を変えたら良いかわからないですって。
やれやれ・・・・Goto

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