コロナ死者1000人に思う。

高齢者は「命を守る行動をとろう」・・新聞は年齢別死者数を報じろ。
連日、本日の感染者数が報道される度に、日本中に危機のどよめきが起こります。
いや、起こるように感じます。7月20日死者が1000人を超した日も、
「やっぱり1000人か」と・・・根拠は定かではありませんが。ため息がもれました。
そう感じませんでしたか。日本中が感染者数に一喜一憂しているようです。
我が岐阜県も日本初、高校でクラスターが発生したと、全生徒がPCR検査を。
最初に感染が確認された教師には白い目が。そして学校の周辺を歩く人さえ
まばらです。まるで、法定伝染病が蔓延したような物々しさです。
GoToトラベルから東京が外れました。
意図的ではないかと思うほど、タイミングを見計らって、東京の感染者数が
上下します。もちろん、それに呼応するかのように全国の数字が動きますので、
感染が拡大している傾向にあるとは思うのですが。
トラベルどころか東京から来ましたそれだけで、ビジネスでも許されない状況です。
罰則規定もないのに、自粛要請だけで、国民の全てが大人しくなる国です。
自粛警察なんていう自衛団まで登場、果たしてここまで、追い込む必要があるのか。
まるで戦争中の・・・非国民扱いです。
ところでです。報道で不思議なことがあります。
1000人が死亡したと報じられた21日の新聞各紙です。
死亡1000人突破の記事で、朝日は「時時刻刻」のコーナーで・・・特集を組んでいます。
何処を読んでも、80代の感染者は薬が効かず入院数日で死亡したとは書いてありますが。
死亡者の年齢層が明記されていません。
毎日も新型コロナ、国内死者1000人超、苦しみは、患者も家族もと
センセーショナルな見出しを付けて「焦点のコーナー」で患者の苦悩を
詳細に追っていますが、死者の年齢層については言及していません。
他紙もコロナで1000人が亡くなったとは報じていますが。
年齢層別の数は表記されていません。仕方がないので、ネットで調べてみました。
東洋経済のオンラインでやっとわかりました。7月15日付の数値です。
死者981人の内訳です。(テレビではクローズアップ現代が報じました)
80代以上が556人・56.6%(陽性者数1412人/6.64%)
70代. 268人・27.3%(陽性者1614人/7.59%)
60代 101人・9.71%(陽性者2042人/9.60%)
50代 33人・3.36%(陽性者3177人/14.9%)
以下40代死者14人・30代4人・20代1人・10代0人・未満0人・不明が4人です。
以下40代陽性者3222人・30代3646人・20代4986人・10代と未満1064人・不明が90人です。
分析するまでもありません。
60代以上で死者の数が93.61%です。
60代以上の陽性者数に対する死亡率は18.3%となります。
そうなんです。コロナウイルスに感染していけないのは60代以上なのです。
若い人は感染しても大半が既存薬で治療できるってことになります。
「正しく恐れる」のが感染を防ぐ常套だとしますと、
高齢者は「自らの命は自ら守る」、別の言い方をすれば「今すぐ命を守る行動をする」
これで、死者が圧倒的に減少することになります。
古希を過ぎた私が言うのですから、お許しいただけると思いますが、
70歳以上での死者は100%が何らかの基礎疾患を持っているから、死ぬのです。
それだけわかれば、それ以外の人は「恐れず」自由に経済活動をすれば良いのです。
もちろん、最善の対策と高齢者には近寄らないことが条件ですが。
なぜ、新聞は死者数の年齢・男女別を表記して報じないのか。
死者はどんな疾患があったのかを報じないのか。
様々な配慮があるのではと拝察しますが、国民を侮ってはいけません。
死者1000人は節目です。出すべき情報をちゃんと出せば、
高齢者だとて「命を守る行動」を起こしますよ。
国民がどよめく時は、高齢者の陽性者が圧倒的に減少しているってこと。
若い人たちの活動が自由になった時、
高齢者のコロナでの死者が全体の10%を切った時でなければと思うのですが。Goto

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