欧州第2波・・

コロナ禍にインフルエンザ禍・・・お互い気をつけようではありませんか。
北海道・旭川気温1度・山は冠雪しました。
絶滅危惧種のエゾナキウサギが冬支度を急いでいます。
山間の岩場を駆け回り、餌になる草葉を集めてねぐらの巣穴にセッセと運んでいます。
鳴きウサギっていうのですから・・・この季節に「ピィッ、ピィッ・・」と
甲高い鳴き声が山々に響かせます。エゾナキウサギは冬眠せず、秋の間に
ため込んだ草葉を食べながら、巣ごもりしてひそかに冬を越すそうです。
エゾナキウサギは体長15センチほど、斜め上を見上げ首を傾げる仕草が愛らしいと・・
わざわざこの時期に鳴き声と姿を観察に訪れる人もあるとか・・・
私にいわせれば、わざわざ北海道までエゾナキウサギを見に行かなくても・・
コロナ禍で、スーパーで食糧品を買い込み「なんでこんなことに」と泣きを入れながら、
「ピィピィ」言う巣ごもり人間を眺めていればと思うのですが。(笑い)
朝日新聞です。欧州でコロナウイルスの感染爆発「第2波」が起きていると、
その現状を報告しています。まず、フランスです。マクロン大統領は「我々は第2波の
渦中にいる」・・・1日の感染者が今月・過去最多の2万7千人に達し、
連日100人以上が死亡していてパリでは検査の陽性率が17%に達しています。
医療関係者はパリの集中治療病棟は月末までには満床になると・・・
大統領は「ウイルスは全土にある」と警告、主要都市での夜間外出を禁じ、
違反すれば135ユーロ(1万7千円)の罰金を科すとした。
一方では「経済活動を続け、学校は閉校せず、すべての市民には
通常通り働けるようにする」と強調しています。3月に課した外出禁止令を5月に緩和。
7月には衛生緊急事態宣言を解禁、経済の本格再開をめざしたが、3ヶ月で再宣言に
追い込まれました。
英国・3月のロックダウンから半年近く飲食店などの営業を
止めていたが。9月にようやく再開した矢先、感染者数が再び増加。
職場再開を促してきた政府は「できるだけテレワーク」をと方針を転換したが、
飲食店などの倒産が相次ぐと。
IMFが13日発表した2020年の経済成長率の見通しは、第1波の影響で、
スペイン12.8%減、英仏伊が10%前後減、優等生ドイツも6%減に沈んだ。
経済回復を図かろとこぞって動きだしたのだが・・・この第2波です。
第1波で各国政府は巨額の政府支出で経済の底割れを防いだのだが、
この第2波で同じ支出をする余力はドイツ以外に残っていない。
これは欧州の話ですが・・・
日本は死者数が他国と比べ圧倒的に少ないのが要因となって、
経済回復に大きく舵を切っています。万が一、欧州の余波が日本に及んだらと思うと
不安です。ましてや、冬将軍がインフルエンザを連れてきたら・・・
怖ろしいことになります。エゾナキウサギの鳴き声どころではありません。
日本中から悲鳴が聞こえることになります。
お決まりごとですが、ワクチンや治療薬ができない限り、手洗い・ウガイ・マスクに
三密を控えて自分の身は自分で守るしかありません。
御同輩・お互い気をつけようではありませんか。Goto

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