批判より政策の実現を。

菅政権・1ヶ月を過ぎて、朝日と読売の評価の違い。
菅政権が発足から1ヶ月を過ぎました。あなたの評価はどうですか。
えっ・・・そんなことに興味がない自分のことで精一杯ですって・・
政治に関心がないってことは、平和な証拠ですが・・・そうは言わないで。
新聞を読まない人が増えました。ネットのニュースは表面的です。
新聞が菅政権のこの1ヶ月をどんな風に見ているか・・・
読売と朝日新聞の評価を比べて紹介してみます。(こんなこと普通はしませんから)
朝日・・・・安倍政権を継承するのが菅政権ならば、説明責任をないがしろにする
強権的な政治手法まで「継承」しているのか。これでは「負の遺産」の解消どころか
安倍政権下で進んだ政治の劣化に歯止めをかけることはできない・・・と手厳しい。
何をそんなに憤っているのか。
1・国会を招集しない。1・森友問題の再調査をしない。
1・安倍前首相の私物化疑惑にフタをする。
安倍前首相の体質と同じ、とんでもない首相だと・・・ほんとうかねぇ。
次には・・・日本学術会議が推薦した会員候補者6人の任命拒否は
独立性・中立性が重んじられる組織を恣意的な人事によって脅かす暴挙・・・
納得のいく説明がない。健全な民主主義のために、政治の公平さを担保せよ。
と、まるで「民主主義」の破壊者扱いです。
自民党の女性議員が「女性はいくらでもウソをつける」と発言した件では
「性暴力の根絶」を掲げる政府のトップであり党の総裁である首相には、
国民の声にも誠実に向き合う責任があるのに放置するとはなんだ・・・どうです。
このそれこそ「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的批判。女性議員の言葉尻まで・・・
読売は・・安倍政権とは政策決定のプロセスが様変わり。
菅首相が直接に官僚らに指示をだすスタイルが鮮明になってきた。
「戦後レジームからの脱却」を掲げた安倍前首相とは異なり
「俺の仕事は抵抗をぶち壊すことだ。何かあったら相談しろ」と
平井デジタル相や河野行革相に「国民目線」の政策をと激励する1ヶ月だったと評価する。
朝日は人間性を否定し、読売は政策の実行性を問う。
どちらの新聞が、的を射ているのかは、わからないが、
発足1ヶ月でこれほどに新聞社の姿勢が違うのも珍しいです。
問題は26日からの臨時国会です。
朝日は、「学術会議」の任命拒否問題で野党が鬼の首を取れるかですといい・・・
読売は、まずはスピード感を持って政策を実現せよと迫る・・・・
国民にとってどちらが重要か。考えるまでもないのだが、
新聞という代物は・・自分たちが決めたことは絶対に正しいと思っているのですね。
政治は難しいものです。やっぱり、興味がない国民が正しいのかも・・Goto

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