政府が年末年始の経済政策を止めれば、年を越せない商店が・・・
今年も余すところ10日ほどです。やり残したことはありませんか。
今・今年の後始末を悔いなくやっておかないと、新しい年に禍根を残しますよ。
えっ・・・コロナ感染拡大「第3波」で景況感が悪化・それどころじゃない・・・
もちろん、現実はそうでしょう。
内閣府が8日に発表した景気ウォッチャー調査によりますと、
街角の景気現状判断指数は前月から8.9%低下だそうです。
低下は7ヶ月ぶり、感染の再拡大で10〜12月期のGDPは大幅な減速が避けられないと。
経済よりも感染防止。そう言われれば、返す言葉はありませんが。
この調査・政府の観光需要喚起策である「GoToキャンペーン」の対象縮小などが
決まった11月25〜30日です。景気に敏感な業種・職種の経営者2千人が3ヶ月前と比べた
景況感です。厳しいなどと軽々に申し上げたくはないですが・・・
政府が年末年始のGoToキャンペーンを全国一斉に止めると発表しました。
年末商戦がこのまま、尻すぼみで新年を迎えるとしたら・・年明け・・
小売・飲食・観光関連・サービス業など軒並みに開業できないのではと心配です。
ある調査では、年末年始の予定についての質問に「出かけず家で過ごす」と
答えた人が64%で最多でした。感染拡大で年末年始は「巣ごもり」で過ごす人が増えそうです。
「初詣」や「帰省」「忘・新年会」を選んだ人も大幅に減少しています。
7〜9月期に攻勢に転じた国民の意識は10〜12月期、総じて守りに入りました。
このまま、自粛ムードが強まって1〜3月期を迎えますと、昨年の4〜7月期に
匹敵するようなマイナス成長になる可能性があります。
そうなりますと、街角景気どころか、日本経済全体が沈没してしまいます。
政府が緊急事態宣言を出さないこと、感染防止一辺倒に舵を切らないこと、
GoToキャンペーン早めに再開することを私は願います。
今年も余すこと10日あまりです。この状況下で、来年どう生き延びるのか・・
この一年の後始末を徹底しながら考えたいと思います。Goto
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