金華さば

女川魚市場・石巻魚市場、共に元気です。
宮城県・石巻エリア雑観4題お届けします。
私の愛読紙・石巻日日新聞からです。
女川町の地域活性化企画で「大食いチャレンジ」なる催しが・・・
女川駅商業エリア内の飲食店4店舗が参加、
各店の大盛り料理を制限時間内に完食すれば飲食代が無料。副賞も贈呈されると。
石巻日日新聞の山口紘史記者(32)が総量3.2キロのラーメンに挑戦。
見事に完食・日日新聞の底力を遺憾なく発揮・・・と申し上げたいのですが。
なんせ、直径40センチはあろうかという丼物に山盛りの野菜、その上に・・
もうこれ以上は盛り付けできないとドン引きするほどのモヤシが。
それに拳ほどあるチャーシューがゴロゴロ。その下に自家製の極太麺、
スープはキレとコクのある醤油ベース。それはそれは見事なデカラーメン(写真参照)
持ち時間は15分・・・体験記事によると、5分は至高の逸品を楽しむ余裕があったが、
濃厚なスープに胃袋が拒否反応を、味を変えながら踏ん張ったが・・半分ほどでリタイア。
石巻って、漁師町だから、大食いの人が多いのでしょうか・・・豪快な企画です。
ご存知でしたか。石巻市は東日本大震災の復興のため職員を増員、類似市では最多数に。
07年1327人だったのが現在では1549人です。市では今後5年間で200人を削減すると。
復興財政支援も本年度(10年間)で終了します。適正化計画に沿っての措置です。
仕方がないといえば、仕方がないのですが。
復興の目処が経ったから人件費削減は当然の帰着でしょうが、
公務員を使い捨てるってことになります。他に方法があるかといえばないのですが、
少子高齢化です。自治体の適正職員は人口比率で何人が妥当なのか・・
石巻市は震災に端を発しての人員削減ですが、全国的な問題になるかも知れません。
秋刀魚といえば全国的不漁です。原因は中国漁船が根こそぎとか、
温暖化の影響で海流に変化がと言われ、女川魚市場でも昨年は過去最低を記録、
今年も8月の解禁から不漁が続いていましたが
10月上旬から、安定した数量を維持、9日は5隻で78トンを水揚げ・・
昨年の4564トンを上回り、5000トンの大台に達するそうです。
魚市場では「サンマの町・女川」が復活、大漁に湧いています。
なぜ、秋刀魚が戻ってきたのか、不思議だと言われています。
そして、この時期の漁といえば、石巻港で水揚げされるものにしか付加されない
「金華さば」です。金華さばは、金華山沖で漁獲された500グラム以上の大型で、
脂質が15%以上の基準をクリアした「さば」をいいます。
基準を満たすさばが出てくればシーズン到来です。
昨今の健康志向で知名度がアップ、全国的な引き合いも盛んだとか。
そして、我らがハッピーメディア・地域みっちゃく生活情報誌『んだっちゃ!』
(石巻・東松島市・女川町・59,000部発行)も元気に82号を迎え、
地域の元気に貢献しています。
更には女川町出身の俳優・中村雅俊さんも・・・益々元気だとか。Goto

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