コロナ禍は食品小売全体に化学変化を起こしています。
早朝・ウォーキングコースにドラッグストアができました。
元々はトヨタのディーラーでしたが、3年ほど前にスクラップ、
その後は空き地になっていましたが・・・・
直径2キロほどの間に、コンビニが6軒もありました。
それもローソンが2軒。セブンイレブンが3軒、そしてファミリーマートが1軒です。
いくらなんでも、幹線道路でもないのに6軒とは密集ではと思っていましたら、
セブンが1軒閉じました。今では賃貸のマンションに。
6軒までではないのですが。でも新装のドラッグストアを加え、同じエリアに4軒目です。
もちろん、経営は別ですが、何とも凄まじい過当競争です。
コロナ禍での「巣篭もり」需要が出店計画を早めているのでしょうか。
で、です。そのコンビニいや、間違いです。そのドラッグストアでリップクリームをと
覗いてみました。驚きましたねぇ。品揃えはコンビニ以上、それに青果・精肉・
総菜・鮮魚に寿司まで売っています。まるでスーパーです。
ドラッグストアといえば、そもそもが薬局です。化粧品や健康食品を並べるなら
わかるのですが、コンビニやスーパーと同じ食品全体を扱っていて、驚くほどに
価格が廉価ですね。クスリがメインです。食品を付属と考えれば廉価でも良いって
ことになるのでしょうか。
スーパーとコンビニは規制でクスリを販売できません。
ドラッグストアよりその分不利ってことになります。いずれはクスリの一部が
コンビニで買えるってことになるのでしょうか。それにしてもドラッグストアの
出店攻勢が激しくなれば、業態の垣根が崩れていくことになるのでしょう。
私の住む田舎町でもドラッグストアのびっくりするような食品の品揃えで
消費者の購買動向に大きな変化が起きています。
コロナ禍は様々な分野で化学変化を起こし、新しい常態が生まれつつあります。
ドラッグストアの業態変容もそのひとつだと言えるかも知れません。Goto
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