ヨーグルト市場

植物性ヨーグルトの人気が沸騰しているそうです。
何が売れるのか、マーケティングの専門家でもよくわからない。
それがコロナ禍社会の現状です。考え方としては巣ごもりと健康志向を
念頭に置いて見れば、答えが出るのかも知れませんが、これはびっくりです。
これとは「植物性のヨーグルト」のことです。
私は疾患もあり、カルシウムを摂取することを食べ物の基本としています。
ですから乳製品を摂るよう気を使っています。取り分け牛乳とヨーグルトは必須です。
にわかには信じられないのですが。私も毎朝・・ヨーグルトを食べるっていうのか
飲んでいます・・ヨーグルト市場って、約2000億円なんですってねぇ。大変な市場です。
それがここにきて大きな変化が生じたとメディアが報じています。
豆乳などを原料とした植物性のヨーグルトが急激に売上を伸ばしているとのこと。
原因は健康志向で巣ごもり需要が追い風になっているからだそうです。
乳製品由来のヨーグルトって、そもそもが健康に良いとされる食品です。
それが植物由来のヨーグルトに取って変わるって、何となくおかしく思います。
植物由来とは大豆です。大豆ヨーグルトは大豆に含まれる「イソフラボン」が
痩せる効果があるとか、「コレステロール」がゼロだから、ダイエットに良いとかが・・
巣ごもりの健康志向に合致しているのだそうです。
植物性由来のタンパク質は健康的で動物性の牛乳は
脂肪が多くて不健康だという決めつけは短絡的過ぎではないかと思います。
でもです。昔の話ですが、豆乳が牛乳よりも健康に良いとの触れ込みで、
ブームを巻き起こしたことがありますが。。。豆乳の売れ行きは限定的で、
マニアックな人たちが好む飲料で売上が伸びてはいません。
植物性のヨーグルトも、今はブームかも知れませんが、
乳製品のヨーグルトに取って代わるには無理がある気がします。
何せ、現状は植物性のヨーグルト市場は昨年が44億円、今年が54億円、
25年には87億円になるとの予想です。しかし、マーケティング的には、
高齢者の健康志向は動物性のタンパク質を摂る傾向にあります。
ヨーグルトを植物性に変える必要はなさそうです。
だとすると、栄養価が高くて痩身・ダイエットに良いのを売りにするとなると、
女性がターゲットってことですが、それも市場としては大したことはありません。
ヨーグルト2000億円市場で44億円、2%に達したからと言って、
植物性由来のヨーグルトが取って代わるまで伸長するかといえば疑問です。
でもです。味とか舌触りとか、味覚の問題で「美味しい」なら一定程度の
ファンは付くかも知れませんが・・・取り敢えず、私が試してみますかねぇ。Goto

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