サクソフォーン

石巻に世界的な演奏者になれる天才高校生がいます。
私は苦手なモノは何だと聞かれたら、そんなこと誰も聞かないですが・・・
「色々あり過ぎて」と迷うんですが、敢えてと言われれば・・それも聞かれないですが。
音楽ですかねぇ・・・クラシックは2分もかからず眠ってしまいます。
ジャズとロック、歌謡曲とポップスの区別がつきませんし、
楽器はホラは吹きますが口笛ですらまともに音が出ません。
先日も尊敬する先輩の偲ぶ会に・・・彼がサクソフォーンの名手と知り・・
演奏する映像が会場に流れているのには、尊敬を超え「神」ではないかと感じたモノです。
我が家では、音楽に関心がない親父を反面教師にしたのでしょうか・・・
子供達(もうみな立派な大人)はピアノを習得し、音楽を楽しんでいます。
そのことすら、最近まで、知らなかったのですが・・・・
ですから、若い人が音楽コンクールで優勝したなんて話を耳にしますと・・・・
サクソフォーン奏者の全国大会(第7回Kサクソフォーンコンクール)で
ソプラノサクソフォーン・高校生の部で、石巻西校2年生が・・・
日本一に輝いた記事を見つけ、思わず欣快しました。
彼女は前年に中学生の部で日本一になり、高校でも優勝、これはただ者ではない。
石巻が生んだ音楽奏者の天才少女ではないか・・・記事によると小学5年でサクソフォーンを始め
中学では吹奏楽部に所属・・・腕を磨いているそうです。
彼女の演奏は「曲を自然な流れできれいに響かせるので聴いていて落ち着く。
それが審査員の耳にとまり2年連続で日本一になったのでは」と中学時の顧問は言う。
本人は「根を詰めず、コンテストも趣味の延長ぐらいに思って楽しむことを忘れず
演奏活動を続けたい」と至って謙虚。人柄の良さが滲みます。
そういえば、亡くなった先輩。多趣味で料理は玄人だし、ゴルフはプロ級の腕前、
俳句も和歌にも長け、能も舞う、そして何よりも人望が厚い。
偲ぶ会にはコロナ禍にあっても数千人が駆け付けた。
奥様も会を催すのに苦慮されたようですが、
あれだけの人が集ったにも拘らず、実にスムーズな運営、見事な差配でした。
私の心には会場に流れる先輩のアルトサックスの響きが残ります。
サクソフォーンって、音痴の心も揺さぶります。
金属製ですが木管楽器という性質がそうさせるのでしょうか・・・
高校日本一の彼女の演奏にもそんな響きがあるのでしょうね。
世界的な演奏者に成長して欲しいと願います。Goto

コメント