北里柴三郎が泣いている。

日本医師会長の辞任は免れませんね。東京医師会長も。。。
日本医師会・定款3条・・・・・
「都道府県医師会との連携のもと医道の高揚・医学及び医術の発展並びに
公衆衛生の向上を図り、もって社会福祉を増進することを目的とする」
日本医師会(日医)は1961年・北里柴三郎博士が中心に
「医師の医療活動を支援する民間の学術専門団体」として発足しました。
目的は定款の通りです。
日本医師会のHPには活動の要諦を以下の2点だと強調しています。
1・国民の医療に対する信頼に応じる。
1・医師の医学・医療の実践を支える。
コロナ禍・国民に向かって、日本医師会長は再三に渡り記者会見を開き、
国民が自粛しないから感染が拡大するのだと国民を叱責し、
政府には厳しい措置を取らぬから、医療現場が逼迫するのだと恫喝をかける。
日本医師会の役目って・・・上から目線で国民に物申す立場・・・
だったのか疑問に思っていました。それがどうですか、会長自ら、
組織内参議院議員の政治資金パーティーを開催したというではないですか・・・
それも、14人の日医幹部が顔を揃えて・・・参院選の必勝を訴えたとか。
日医ってどこで北里先生の崇高な目的を履き違えたのでしょうか。
あの豪腕・武見太郎が会長の頃かなぁ・・・国民皆保険を餌に・・
まずは医師優遇税制を設け、学術専門団体から、開業医の算術団体に・・
まあ・・それはそれで圧力団体として政治に影響力を持ち、利権に奔走するのは
わからないではないですが・・・・コロナウイルス、この疫病に対しての対応は如何にも
偽善的ですね。日医がやらねばならないのは、医道の高揚ではなかったでしょうか。
会員が総力を挙げて感染者の治療にあたる。或いはバックアップ体制を敷くなど、
医師の医学・医療に対する真摯な実践の最先頭に立つことではなかったでしょうか。
仄聞するに、日医の議論は「患者減少」対策としての補助金が中心だったようです。
まぁ・・・あまりに失礼なことを申してもいけませんが。
日医が今やらねばならないのは「国民の医療に対する信頼」の確保です。
具体的には、昼夜を分かたずの「ワクチン接種」の担い手になることです。
日医の会員は17万人です。全会員が門戸を広げ、ワクチンの打ち手になれば、
感染が抑制されます。その中心が日医だったら、国民は日医を信頼します。
「医師の使命」としてそのくらいの覚悟を示して欲しいものです。
それと、コロナ禍の最中、政治資金パーティーを開いた責任は免れませんね。
医療従事者への信頼まで失墜させたのですから・・・・・・
草葉の陰で日医の創立者・北里柴三郎博士が泣いていませんか。Goto

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