朝乃山・大銀杏を結って横綱をめざせ・・・・
もう大相撲の優勝者占いはやりません。そう決めましたから。。
でもテレビ桟敷で観戦するのをやめたわけではありません。
上手く時間を調整してガチンコ相撲を楽しんでいます。
それにしても、無観客はよくないですねぇ。感染が拡大しているからでしょうが、
大相撲の観戦者から感染者が出たわけじゃなし、大声を出すわけでもない。
拍手で声援を送るだけなのに・・・昨日から半数入れましたが・・・
チグハグしています。
で、五月場所です。横綱・鶴竜関が引退、ひとり横綱の白鵬関は休場。
大相撲は大関にカムバックした照ノ富士を加え4大関で牽引する場所となりました。
この4大関について、相撲通を自認する私が寸評してみたいと思います。
後半戦の参考にして下さい。
まずですが。今場所はいつもにも増して面白いですね。
若隆景・翔猿・足腰の強い小兵力士の「諦めない」粘りが見ものです。
二人は前頭・東西の筆頭と2枚目。序盤から大関陣にあたりました。
大関の調子を測るにはもってこいの相手です。
その前にです。気になることがあります。朝乃山の髪です。
十両以上の力士は「大銀杏」を結って土俵に上がります。
朝乃山は大関です。当然「大銀杏」のはずです。
でも今場所の結いは「大銀杏」には見えません。床山が下手くそなのか、
それとも新しい「半銀杏」という新髷があるのか、それともお洒落なのか・・・
普段過ごす「丁髷」のようにも見えます。解説者もおかしいと言わないのが不思議です。
で、その朝乃山関ですが。素晴らしい体躯と柔らかな足腰です。
横綱に上がっても不思議はないのですが。弱い。ひとことで言えば、稽古不足ですね。
真面目に相撲に向き合っていません
。左のまわしを取れば力が出ることを過信しています。
右腕を鍛えていませんね。低く当たって、右前回しを狙えば安定するのに。
そんな相撲にはなっていません。指導者が悪いのか、自分で考えられないのか。
それとも、コロナ禍で稽古相手がいないのか。情けない。
正代関です。痩せましたね。大関に上がった頃の張りが身体にありません。
元々が受け身の相撲です。一回り痩せれば、一気に押し込まれてしまいます。
私の見たところでは、大関の地位で満足してしまいましたね。今場所はカド番です。
良くて8勝かな・・・どんなオフを過しているのでしょうねぇ。
貴景勝関です。体重を落として、動きが良くなりました。
押し込んで引く悪い癖がでなければ、関脇・隆の勝との充分な稽古が伺えます。
終盤・優勝争いまで頑張るのではないでしょうか。
そして、照ノ富士関です。実力・気力、そして稽古量共に充実していますね。
圧力を掛けた攻めの相撲で、相手を圧倒、死角がありません。
現役力士ではいちばん強いのではないでしょうか。
取りこぼしても13勝は堅いと思います。
占いをやっているのではありません。やらないと決めたのですから・・・
折角の大相撲です、贔屓の力士に優勝してもらいたい・・・と思いつつ、
連日見応えのある大相撲が続きます。
無観客は如何にももったいないと思っているだけです。。Goto
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