なぜ・・・首長に先にと・・・・

首長も議員も警察も自治体職員も先に接種すべきです。
バカバカしい話がメディアを賑わしている。そう思いませんか?
ひと言で言えば、政府が世界のワクチン争奪に遅れをとったからに他ならないのですが・・
国民の間に時の「政治」や「経済」の為政者に対する畏敬の念がないからです。
そりゃ自業自得と言えば・・・その通りかも知れませんが・・・・
メディアが挙って、首長がワクチンを打つ順番ではなく、住民より先に
権限を利用して接種したのは「狡(こす)い」(読売編集手帳)とか・・
中日などは、ワクチン便宜「国民を裏切る不公平だ」と社説でヒステリックに批判しています。
朝日は・・・自治体の首長らが一般の高齢者らに先駆けて接種を受けた例が
各地で散見されるとこれまた「鬼の首を取ったような」はしゃぎぶりです。
そして、根拠を「厚労省が示した優先接種の考え方」(厚労省の見解・朝日取材)
に外れた行為だと示しています。
1・医療従事者など
2・65歳以上の高齢者
3・基礎疾患のある人や高齢者施設などで働く人ら
4・それ以外の人
「1」の・・「医療従事者」の範囲
いずれも、新型コロナの感染者や疑いがある患者に頻繁に接する機会がある者
○病院・診療所の医師や職員ら。診療科や職種は制限しない。
○薬局の薬剤師や職員
○新型コロナ患者を搬送する救急隊員や消防隊員、自衛隊ら。
○自治体の新型コロナ対策を行う保健所職員、ワクチン接種会場の従事者ら。
こんな考え方があったとは知りませんでしたが・・・
これで言えば、決定的に抜けているのは、自治体の職員及び、
コロナ対策を取り仕切る者も加えるべきでした。
我が岐阜県・下呂市の市長が一回目のワクチン接種を終えたと公表。
15日から始まる65歳以上の高齢者接種に先んじたとメディアは批判していますが。
市長は「コロナ対策の最高責任者として、市民の命を守るためにも、接種した」「二回目も
接種する予定」だと話す。
下呂市民は「そりゃ当然やて、市長がコロナに感染してまったら、市が混乱してまうがね」
と何の問題もないと述べています。しかし報道は公平性の原則なのか
「そんなことはおかしい、まずわしら(82歳)が先やわ」の声も掲載しています。
率直にお聞きします。
あなたは首長が高齢者に先駆け、医療従事者と同じ時期にワクチンを接種することを
おかしいと思いますか?自分より先に行政のトップがワクチンを打つことに反対ですか。
私は下呂市民のおばちゃんが言う・・・「市が混乱してまうがね」を理解します。
もっと言えば、まず首長や議員たちが先行すべきです。もちろん、消防隊員だけでなく
警察もそうです。自治体の職員も嫌な人を除いて全て先に接種すべきです。
公的な仕事をしてくださっている方々を優先させ、住民の命を最先頭で
守っていただきたいと思います。
私にはなぜ、メディアがこんなことを話題にするのか・・・
問うべきは、国はワクチンの供給を確かにできるかどうか、
自治体が接種体制を取れるかどうか。そのことを報じるべきではないでしょうか。
全く馬鹿げています。Goto

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