付録

雑誌は世の中のちょっと先を行くのが使命では・・・・
緊急事態宣言が解除され・・やっと世の中が動き始めた感があります。
季節も夏の気配は姿を消し、北国からは雪の便りも・・・・秋が深まります。
巣ごもりとは申しませんが、コロナ圧力で何となく行動を控えていました。
その習慣が微妙に残っていて、意識的に行動を制限する自分がいます。
そんなことでは、世の中に乗り遅れてしまいます。
人に先んじろとは申しませんが、チャレンジ精神がなければ、生きる価値がない。
どんなことでも構いません。やってみたい事、やりたい事に
臆病にならないで、一歩踏み出して欲しいと思います。
雑誌の世界です。女性誌が好調です。取り分け宝島社が元気です。
その大元は付録です。女性って付録が好きなんですね・・・と申しましたら。
それは偏見だ。女性であろうが男性であろうが、オマケとかサービスは誰でも好き。
昔からグリコのオマケに象徴されるように菓子の世界では付録は定番でした。
子供用の雑誌には工夫された付録が付いています。
そこに気付いて、女性誌に付録を持ち込んだ、そのチャレンジ精神が好調の切っ掛け。
それに、アイデアです。付録だからと、安易なモノでは見向きもされません・・
やはり、付録であっても、日用品の一部としてそれなりのグレードがあり
実用されるモノでないと。付録です。コストも考え、そこに知恵が要ります。
本屋で女性誌の付録を見ていますと、こんなモノまでがと、驚くことが。
雑誌の編集者って、日常生活にも敏感でなければできないと、改めて思います。
これも偏見と言われるかも知れませんが・・・ウケる雑誌の編集長は大概が女性ですね。
そんな付録ブームが齎したのかも知れませんが・・・
男性雑誌・・・ビジネス系ファッション誌「men’s EX」(メンズ・エグゼクティブ)に
創刊以来初めて付録が付きました。その付録が奮っています。コロナ禍でスーツの
サイズが合わなくなった男性が多い・・・新調するとなると・・・
自分のサイズを測り直す必要があるのではないか・・・
で、付録は「テーラー・メジャー」です。身体にフイットしたスーツを
バリっと着こなすのが一流のビジネスマンだってことです。
メジャーです。無くても困りませんが、あって邪魔になりません。
それに、安価であって面白いアイデアですね。なるほどと思わされます。
雑誌の編集者とは常に世の中の動きに注視して、時代にほんの少しだけで良い、
動かすことが肝要ですね。
でです。このmen’s雑誌の編集長・もちろん新進気鋭・バリバリの女性編集長です。
男性よ・・・といえば、またまた偏見だと叱られそうですが・・・男性の編集者諸氏よ・・
あんたは付録よ・・などと言われぬようにチャレンジ精神を持って頑張って・・・Goto

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