医は算術か?

五輪後に緊急事態宣言を延長した9月、GDP3%減に・・・
今更ながら・・・こういう言い方には問題があると思うのですが・・・
内閣府が10日に公表した2021年7〜9月期の国内総生産(GDP)は物価変動の
影響を除いた実質(季節調整値)で前期比0.8%減、年率換算で33.0%減、
マイナス成長は2四半期ぶりでした。
思い起こしてもらいたい。4〜6月期、菅前政権、五輪を強引にやるため
感染者が拡大しているにも拘らず、緊急事態宣言を限定的にしたことを・・
メディアも含め世の中が・・・大批判しました。
その為、7月から緊急事態宣言と蔓延防止特別措置地域を拡大、そして、
強引に9月まで延長しました・・・結果、4〜6期に比べ0.8%の減となり、
年率換算で3.0%減となりました。経済は一気に冷え込んだのです。
感染拡大で致し方ないとは申せ・・・緊急事態宣言が如何に経済を壊すのかが
よく理解できます。経済が壊れればその反動は計り知れないものがあります。
街は活力を失い、人の心は荒び、自殺者も増えるのです。
経済よりも感染拡大を防ぐことだ、命が大切だと・・そう言われれば・・最もそうだが、
宣言を長引かせた・・・取り分け、感染症学者と称する只の医者たちの責任は
重いのではないかと思う。済んだことではありますが・・・その検証はすべきです。
敢えて申します。
そもそも、経済とは、「経世済民」のこと。経は治める。済は救う。世の中を治め
民を救うという意味です。経済よりも命が重要だという医者である学者たちは
経済を利潤を上げる「エコノミー」としてしか捉えていないのではないか。
経済には、疫病も医療も含まれているのです。
昨今の開業医は医は医術よりも算術であると考えている人が多いようですが、
その考えこそ、経済を歪曲している証拠です。
7〜9月期・取り分け9月まで緊急事態宣言を延長したことがどのくらい経世済民・・・
・・世の中を治めることができず、民が苦しめたかを数字で示します。
個人消費は前期比1.1%減、自動車などの耐久財は13.1%減、年率換算42.9%減
設備投資、3.8%減、年利率換算14.4%減・・政府支出1.1%増、名目GDPは0.6%減、
年率換算2.5%減です。凄まじい数字です。
感染者数・・・11/15 東京は一桁です。1300万人住む東京で一桁です。
それでも、感染拡大に備えろ・・緊急事態宣言もありだとメディアで語る・・
医者で感染症の専門家と称する人たちって、いったい何を考えているのでしょうか。
第6波は来るといった方が、来ないというより楽ですからねぇ。
やはり、医を打算・算術と考えているのでしょうか。Goto

コメント