子ども10万円給付・現金に改めてこそ、公明党・・・
国会の論戦が始まりました。
立憲民主党の泉健太代表、就任後初めて、岸田首相に挑みました。
私は野党第1党が「批判のための批判」を繰り返すようでは・・
政権など永遠に取れないと思っています。
泉代表・・・提案型路線を掲げ17項目に渡って看板政策をぶつけました。
立ち位置は「国民・地域に寄り添う政党である」「公正な社会の実現をめざす。
富の適正配分を進める。自由と多様性の尊重を通じて課題解決に取り組む」としました。
いいじゃないですか。若武者が巨大な権力に正論でぶつかって行く。
打ち負かされても、叩きのめされても、提案を繰り返す。
姑息な手段や揚げ足取りをしない姿勢を貫けば・・・未来は拓けるのではと思います。
まずは、新代表にエールを送っておきたい。
ストレートな質問で功を奏したのが・・
18歳以下を対象にした「10万円給付」2回に分ける必要があるのか。
クーポンにするのに意味があるのか・・・そんな質問に首相は「10万円・現金給付」を
容認する発言をしました。
そもそもですが。18歳以下の子ども全員に10万円を給付するは公明党の総選挙公約です。
コロナ禍で子育て世帯は疲弊している。子育ては未来への投資である。
経済が停滞し賃金が目減りする現状、今こそ10万円給付で支援を。
そんな理由だった気がします。私は是としました。
それが、メディアのバラマキ批判、背景は公明党ばかりに良い顔をさせるのか・・
そんな自民党の僻みでしょうか。960万円の所得制限を加える。
年内に5万円、新年度に5万円分のクーポンを配ることで、自民・公明が合意しました。
私的にはなぜ、公明党がこんな妥協案を飲んだのか。功を焦ったのでしょうか。
それとも、岸田政権に遠慮したのか理解不能でした。ここがボタンのかけ違い。
クーポンを配るにはクーポン券を印刷するところから、事務手続きまで、
約1000億円の費用が掛かります。
自民党が無理やりこの妥協案を公明党に飲ませた思惑、それに頷いた公明党、
メディアは来年の7月実施予定の参院選を有利に働かせようとの目論見が。
私はそこまで考えていたとは思いたくないが・・・
誰が考えても、どうせ配るなら、中途半端にはせず。
クリスマスプレゼントで年内に。或いはお年玉として年初に配るのがいちばん良い。
子どもにカネが掛かるのは新学期です。その為には今、配った方が良いに決まっています。
この問題、連立にヒビが入っただけではなく、岸田首相の政治センスのなさも
露呈しました。聞く耳も大事ですか。過ちを改めてこそ大義を進む道です。
そこを、立憲民主党の若武者が突いて現金給付を容認させたのです。
ひょっとしたら、野党も変わるかも・・・その前兆と捉えたい。
その前に公明党にしっかりしてもらいたい・・・・Goto
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