新聞にできることがあります。

今更・SDGsを新聞社が・・・興ざめです。
このブログの目的は「新聞を読もう」です。
人が生きる上で、必要なものは何でしょうか・・衣食住・生活インフラ・・・
それは当たり前のことで、屋根がなければ風雨を凌げません。
着るものがなければ、寒さから身を守ることもできません。
もちろん、食べるモノがなければ、生きていくことは不可能です。
それは生きる上で必要というよりも、生き延びるための必需です。
そのことを必要と申しているのではありません。
今の時代・生き抜くには「情報」が最も重要です。
人は新鮮な情報を身にまとうことで、世間という荒波に揉まれても生きていけます。
私は「新聞命」(しんぶんいのち)です。
日々配達される新聞・僅か30ページあまりの紙面に、日本だけではありません、
世界各地で起こっているニュースを始め様々な情報が紙面に散りばめられ、
そして整理され、自宅のポストに届けられます。それが新聞です。
新聞を隅々まで読むことで「生きる」ために必要なモノが得られるのです。
新聞は「昨日起こったこと」を掲載するだけではありません。
世の中のトレンドやその背景を事細かに解説して、生きるための道標の役割を
果たしてくれています。新聞を毎日捲っていれば、情報不足になることはありません。
生きる糧になると思っています。
だから、私は「生きる力」として新聞を読もうではありませんかと訴えています。
最近の新聞に、それ以上の思いがあるかは疑問ですが・・
読売新聞がこんな広告を打ちました。ちょっと驚いています。
今流行りのSDGsに貢献することが・・・新聞にできることだと・・
内容はこうです。持続可能な社会のために読売新聞は全国の森を守るための植樹活動や、
新聞古紙をリサイクル資源として国内で循環させる取り組みを行っている・・
更に、新聞を印刷する工場に太陽光発電システムを導入し工場から排出されるCO2を
大幅に削減している。今までも、これからも、環境に配慮した新聞をお届けします・・
そんな内容の啓発広告です。
私は驚くと同時に呆れます。何を寝ぼけたことを言っているのか・・
そもそも、紙はSDGsの敵です。森林を破壊するバルブから作るからです。
何を今更、植樹活動だ。当たり前のことではないですか・・
敢えて今、こんな広告を出すことに偽善を覚えます。
新聞社がやることは・・・植樹活動は当たり前のこと。太陽光発電で印刷工場を
動かすのも必然です。ここに来てこんな広告を掲載するのは、自らが言論の府として
主張していることはいい加減だったことを証明しただけです。
私は思うのです。
新聞の使命は、そんなことではない。
新鮮な情報を読者に届けることで、社会を豊かにすることです。
人の営みを良くすることです。SDGsに新聞社も取り組んでいますだなんて・・
新聞ってその程度ですか、新聞にできることを勘違いしないで欲しい・・・・Goto

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