夏の参院選・・・ひょっとしたら地殻変動・・・流動化が・・・
オミクロン株の感染拡大が続いていますが・・桜の咲く頃には・・・
その先になります。まだ論じるのは早いのですが・・・夏の参院選って
結構重要な意味をもつのではないかと思います。
まず、公明党が・・・自民党の候補者を無条件では推薦しないと発表。
自民党内に動揺が走っています。理由は複数区で自公の候補者がぶつかっている地域で
自民党が公明党候補の推薦を渋っているからです。
多分ですが。。。もう少し時間が迫ってくれば、解決するのでしょうが・・・
気になるのは公明党が妙に焦っていることです。清廉潔白を旨とする公明党の
元国会議員が地位を流用して便宜を図る贈賄事件で起訴される事態が・・・
衆院選の目玉公約の18歳未満の子どもに一律10万円の給付金を、では・・・
自民党のバラマキ批判に屈した中途半端な妥協に、国民の間で批判が巻き起こっていることに。
そして、平和の党を自認していることに。
自民党の保守派からの圧力を跳ね返す力が弱いことに・・・
国民や支持者から懐疑的になっています。
ここは参院選で「平和と福祉の党」の看板を汚さぬように・・
ふんどしを締め直して臨んで欲しい。自民党を始め維新の会・国民民主などが
ジワジワと保守化と申しますか、右傾化していることに歯止めを掛けるのは
与党・公明党の役割ですから。参院選で公明党が後退するようだと地殻変動が起きます。
もう一つ、連合が夏の参院選で支持する政党名を具体的に明示しない方針を決めました。
エッと思うのですが、立憲と国民民主が分裂、支持する政党を決め難くなったのが、
表向きの理由ですが。もう一方では岸田政権が掲げる「新しい資本主義」の成長と
分配の・・分配、賃上げを支持するからです。
労働組合です。理由の如何を問わず、労働者の待遇改善に尽力してくれる政党ならば
支持して当然でしょうが、経団連や経営側が支持する自民党に接近することには
些か抵抗を覚えます。賃上げのためには自民党支持すら辞さないのも・・・
それはそれで、理に叶っているのですが・・・これが時代なのでしょうか。
連合が参院選で組織内候補者以外に自民党の候補者を推薦することもありとなりますと、
政界は液状化することになります。再編の引き金になるかも知れません。
となりますと・・・いわゆる、非自民の勢力はどうなるのか・・・
乱暴に申します。参院選前に共産党が二つの旗を下ろすとなると、
流れが一気に変わります。天皇制と自衛隊の容認です。同時に党名も変えること。
いずれも綱領を変えることになります。立党の精神を転換することです。
現時点では不可能ですが、朝日と毎日新聞がそんな論調を繰り返し・・
万が一そうなれば、反自民だけでなく非自民も結集するのではないでしょうか。
政治にそのくらいのダイナミズムがあれば、この国は変われるかも知れません。
参院選を注視してみたい。Goto
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