戦争を風化させない。

日本の報道ではウクライナ紛争の実態がわからない。
戦後・77年です。中国や韓国は歴史認識と称して「あの戦争」を
未だに政治利用しています。それに同調する朝日や毎日新聞には弱ったモノですが
戦争を知らない世代が90%以上となりましたが、戦争体験を風化させてはいけません。
ロシアと欧米が緊張状態にあります。
ウクライナ紛争と申していいのか。ウクライナ危機なのか・・・戦争なのか。
日本からは遠い話です。日本人はどこか他人事でこの問題を見ています。
でも、戦争というのはこのようにして起こるものだと知らねばなりません。
22日・ロシアのプーチン大統領はウクライナ東部の二つの州・・・
「ドネツク」と「ルガンスク」を人民共和国として独立承認しました。
そんな報道、日本のメディアにありましたか・・・・
日々、6紙の新聞を広げる私ですが・・・ウクライナ紛争は、ロシアがウクライナの
NATO(北太平洋条約機構)加盟を阻止しようと、ロシアがウクライナ周辺に
20万人近い軍隊を派遣し軍事演習を繰り返し、ウクライナへの進行を企てている。
それはロシアの横暴であり、ウクライナ侵略を許すことはできない・・・
欧米は団結してプーチン大統領と交渉をしている・・・そんな風に報道されていました。
実に楽天的で安易な報道ではなかったか?
ロシアは、ウクライナの「親露派支配地域」の平和を維持するために
軍隊を派遣するのだとの主張など、一行の報道もありませんでした。
ということは、日本のジャーナリズムはNATOのことなど、全く知らないってことです。
敢えて申せば、日本国は所詮、米国の従属国であり、米国の外交方針や
世界観の中から一歩も外にでていないってこと。
そうです。独立国の体を為していない証左ではないでしょうか。
そのことを嘆いても仕方がないのですが・・・
紛争の行方がどうなるのか、誰にもわからないのですが・・・
こんな推測が成り立つのではないでしょうか。
欧米が挙ってロシアに経済制裁を加える。日本もその尻馬に乗る。
ロシアは、ウクライナの他の州をも「親露派エリア」として独立させる構えを見せる。
中国が乗り出し、ロシアを支持し、最低二つの州の独立を承認する。
米国はウクライナの西側をNATOに加盟させることで合意する。
そうなのです。
この戦争は最初から、落とし所が決まっているのです。
戦争とはそう言うモノなのです。
そこを読み違え、何を勘違いしたのか・・アジア全域を支配下に収めようと
他国に侵略したのが、日本が引き起こした先の戦争です。
ですから、日本はいまだに骨を抜かれ米国の従属国に置かれているのです。
それを良しとしているのが、我々日本人なのです。
その意味でも、戦争を風化させてはならないと思います。Goto

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