もしも、原発をすべて稼働させたら・・・どうなるでしょうか。
梅雨入りしました。幸いと申して良いのか・・・天の粋な計らいなのか。
6月の上中旬って梅雨入りでいつも雨に悩まされるのに・・
先週は連日抜けるような青空、爽やかな日が続きました。
これから、ジメジメとした雨季が1ヶ月半ほど続き天の恵みに感謝するのですね。
そして、9月下旬頃まで猛暑に襲われるのでしょうかねぇ。
政府は7日、7年ぶりに全国規模の節電要請を出すことを決めました。
夏といえば笑えぬ風物詩のように・・・熱中症で搬送される高齢者の数が報道されます。
そして、気象庁は・・・高齢者に水分をしっかり補給して、涼しいところで熱中症対策を
徹底するようにと呼び掛けます。となりますとですよ。節電との関係はどうなるのでしょうか。
室温を28度に保てなどクーラー調整を始め照明・冷蔵庫・テレビ・温水洗浄器便座
待機電力・洗濯機・乾燥機などなど細かく家庭向けの節電対策を指示しています。
高齢者はどうすれば良いのでしょうか・・・・
節電って言葉に「そうすることは良いこと」そんな響きがあります。
日本人は辛抱強い国民性です。細やかな家庭節電に注力するでしょう。
それを否定するものでも、批判する立場にもありませんが・・・
政府の節電要請を整理すると・・・・
家庭と企業に生活や経済活動に支障のない範囲で出来る限り節電せよ。
電力会社に老朽化などで休止中の発電所の稼働を求める。
状況が悪化すれば早めに「注意報」をだす。電気使用制限・計画停電を発動する。
そして、冬は大変になるから、その時は数値目標付きの節電を要請する。
結構、電力確保が危ないと逼迫した要請です。
日本は世界に冠たる文化国家です。豊かさを誇る国です。
水道と電気は社会生活を営む上で最低限のライフインフラです。
それを節電せよとは、国家として問題があるのではないでしょうか。
12年前・東日本大震災以降、原発がすべて止まり、一部地域で数値目標を設けて
節電をしました。それは理解できますよ。非常時ですから。でも12年経っても・・
改善されていないってことです。政治の怠慢ではないですか。
でも良く考えると、この背景に原発があるのではないかと思います。
いざとなったら、原発を稼働させればよい。日本国内に40基あり、
これをすべて稼働させれば33%以上の電力を賄える・・・SDGs的にも「脱炭素」が可能。
政治家もメディアも国民も心の何処かでそう思っているのではないでしょうか・・・・
ロシアからの天然ガスが輸入できない。原油の異常な高騰で電気料金の値上げが続いています。
そして、この夏の電力不足です。私が安易なのかも知れませんが、
原発の再稼働は、電力不足の解消ができるだけではありません・・・・・
政治家は誰もこのことには発言しませんが・・・
原油の高騰が経済の根幹を揺さぶりインフレの最大の要因でもあります。
原発に反対するのは科学を冒涜し、国力を弱め、思考を停止させることではないでしょうか。
地震と津波による原発の事故が天の罰だとすれば、何も申し上げることはできませんが。Goto
コメント