フレイルとロコモに抗え・・・

6月で40℃を突破・猛暑の7月を迎え撃つ・・・
群馬・伊勢崎、25日に40℃を観測。今年初の40度超えです。
6月に40℃になるのは観測史上初のことです。
オーバーではなく地球は持続可能かとギラギラの空を見上げています。
気象庁は・・・「体温を超える危険な暑さだ。熱中症予防の対策を立てて下さい。
決して無理せず、体調がおかしいと思ったら涼しい場所に避難して休憩を」と呼び掛けています。
こまめに塩分・水分補給を取ること。室内でも我慢せずにエアコンを使用して欲しい。
取分け、高齢者のお出掛けは気温の下がる夕方以降に・・・とも訴える。
政府に申し上げたい。節電のために電気の消費を抑え、削減してと・・国民に呼び掛けるのは、
熱中症が命の危険とは言い過ぎかも知れないが、少なくとも高齢者には、エアコンの
節電は必要ないとアナウンスすべきではないでしょうか・・・
記録的な高温の話ではないのですが・・・高齢者の年齢を65歳で区切るはやめてはどうか。
そんな真っ当な意見に触れ、73歳の私は大いに感動しています。主旨はこんなです。
1・60や65歳で定年にするのは間違い。理由は日本人はこの20年ほどで
歩くスピード・知的機能・残存歯数が30年前と比べ10歳は若返っている。
「75歳以上を高齢者と定義を変えるべし」
1・定年後・活動量を急激に落とすと健康に悪い。
有償労働結構・ボランティア活動も良し。大いにやるべし。
それが認知症や虚弱(フレイルティ)という言葉を語源とする「フレイル」の予防になる。
働ける人が働いて同世代の人を助ければ、次世代の負担軽減になる。
1・健康寿命を阻害する原因の一つは・・脳卒中・骨粗しょう症・認知症に代表される
老年疾患。もう一つは生活機能が低下すること。高齢になると移動が難しくなる
「ロコモ」やフレイルなど、生活機能を損なう兆しが顕著になる。
健康機能を保つには老齢疾患の予防に努めること。ロコモやフレイルにならぬよう
普段から注意することが肝要である。健康寿命の維持には次の3つである。
運動と食事、社会との交流。老化現象だから仕方ないと諦めるのがダメ、健康機能を阻害する。
運動は無酸素運動である筋トレをやれ。食事は野菜も良いがタンパク質を多くとれ。
取り分け75歳を超えたら積極的に取り入れろ。認知症にもなりにくい。
人間全て気の持ちようだ。昔できたことができなくなると悲観して、
家の中に引き篭もるのが最悪だ。
衰えることに怯えず残った機能でちゃんと生活できるのだとポジティブに考えろ。
病気との向き合い方も変えた方が良い。一つの病気に固執することなく、
生活機能を維持し全体の健康に気を使う方が良い。高齢者医療は「治す医療から
治し支える医療へ」にとパラダイム変換の時だとも・・・
高名な医師の話です。素晴らしいと思いませんか。
私は早朝ウオーキングを毎日欠かさずやっています。最近は筋トレとまでは行きませんが
強めのストレスに励んでいます。食事も週に2度は「肉類」高タンパク質を摂っています。
それでもフレイル化・ロコモ化を実感しています。
そうなのです。それでも諦めてはいけないと思います。
忍び寄る老化が1日0.1ミリ増すならば、それに抗って0.05ミリ抑えるように
努力すべきだと思っています。
今年は異常な猛暑の予報です。
家で涼しくして閉じ篭もっていなさい・・・などという気象庁の予防情報になど
従っていれば・・・恐ろしい勢いでフレイルもロコモも襲ってきます。
暑さなんぞに負けてたまるか・・・猛暑の7月を迎え撃つ。Goto

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