ソーシャルギフト

贈り主の気持ちや心が届いて欲しいものです。
もう何年になるでしょうか・・・いや何十年かな?
ある日、百貨店から商品カタログが郵送されてくる。この中から望む商品を一品、
別の郵便ハガキに番号で示し送付する。そうすれば百貨店から商品が届く。
盆暮の贈答品です。冠婚葬祭の返礼品などです。なるほど、カタログ内ですが
欲しい品が選べる。贈り主はあれこれ商品を考えなくても良い。贈られた方も
不要な品を頂いても仕方がない。百貨店側も販売のコストが軽減できるなど・・・
「三方よし」の流通方法で広告会社が発案したカタログ販売の変形です。
ネット社会は更に進化しています。
こんな販売方法が。百貨店や専門の業者から・・・贈り主がインターネットで商品を購入する。
専用のURLをLINEやメールなどで送信する。受取人が住所や希望の日時を入力する・・・・
贈り主は受取人の住所を知らなくても商品を届けることができ、気楽に利用できます。
ネット交流サービス(SNS)やLINEを使ってプレゼントを贈る「ソーシャルギフト」と
呼ばれるサービスです。カタログ販売と似てはいますが、これが今風のプレゼント方法です。
百貨店では・・・高齢化のせいで中元や歳暮といった伝統的なギフト販売が先細っています。
若年層の需要を掘り起こす手法として力を入れています。
大手百貨店ではソーシャルギフトの専用サイトを開設。
食品を始め飲料・雑貨・調理器具など約4000点の品揃えをした結果、
コロナ禍の巣篭もりもあってか、店員と対面せず購入できる点が支持され、
個人向けの販売が大幅に伸びたそうです。ネット上の方がカタログよりも多く掲載でき
それにコストも大幅に削減できます。
百貨店を始め専門事業者なども含めたソーシャルギフトの市場規模は24年度には
約3600億円になるのではと大手の市場調査会社は見通しています。
販売方法も世の移り変わりと共に変化してゆくものです。
ソーシャルギフトの最大の課題・・・それは商品の発受注は便利になって届きます。
でも贈り主の気持ちと申しますか心がどこまで届くか。そこが問題です。
ひと言添える・・何かが。大切ですね。広告会社には策があります。もちろん我が社です。Goto

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