朝日の矛盾

エネルギーの経済性・環境性・安定供給には原発再稼働です。
朝日新聞が社説で原発再稼働について言及しました。
しかし、反対とも賛成とも言わない。電力システムの改革・課題を見渡し、
着実に前進を・・・などと何が言いたいのか全く訳がわからない。
これが、リベラル層に読まれる新聞なのでしょうか。呆れています。
電気をめぐり異常な事態が相次ぐ・・・その原因は電力システムにある。
自由化の制度改革、再生可能エネルギーのよる脱炭素化が並行して進む試行錯誤の途中で
ウクライナ戦争に伴う化石燃料の高騰や供給不足が加わったから混乱しているという。
エネルギーに求められる経済性、環境性、安定供給の三つをどう並び立たせるか。
複雑な方程式を解くには、改革の成果を確認し不備や課題を見渡して、原因を切り分け
手当を急ぐ必要がある・・・電力システムを再改革せよと言っているのか・・
何を言いたいのか、何を言っているのかさっぱりわからない。
電気は生活必需品であり、ためておきにくいという特徴もある。長期の課題や
まれにしか起きない問題は単純な市場任せでは解決が難しい。高コストで
非効率的な体制に逆戻りしては本末転倒だ・・・競争機能を発揮する部分と市場の仕組みや
帰省などは政府が担う部分を見定めよ・・これも何が言いたいのか?
安定供給には長期の投資が報われ、過不足のない供給が確保される仕組みが欠かせない。
将来の発電能力を取引する「容量市場」が設けられたが・・・電力会社間の電気の融通を。
と敢えて語る・・・これも、石油の高騰になす術はない。本質的な解決ではない。
原発については・・・環境性では脱炭素や排出量取引を導入し、市場の働きも生かして
再エネの拡大を加速させたい。原発も脱炭素電源だが、解決が難しい放射性廃棄物や
安全対策の問題もある。着実に減らすべきだとも・・・
そうなのです。
朝日は再生エネルギーを増やせ。電力逼迫なら電力会社間で融通すれば良い。
この間の電力システムを有機的に機能させれば、電気をめぐる異常事態は解決する・・
だから、安全対策に問題がある原発を再稼働すべきでないと主張しているのです。
経済性・環境性・安定供給の三つを解決するのは・・原発の再稼働しかない。
それをわかっていて、それ以外の理屈を捏ねるから・・理解不能と申しますか、
思考停止の社説になるのだと、私は思います。
庶民生活を圧迫する物価高を解消するのは高騰する原油の輸入を抑えることです。
それには原発再稼働ではないですか。
朝日って、どこの誰を見て、どこに向かって新聞を発行しているのでしょうか。Goto

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