新聞報道の物理的限界・・

今どき、株式欄を見ている読者っていますかねぇ・・・新聞社は調査を。
日本シリーズ・面白かったですねぇ。
神宮での勢いでは・・・ヤクルトが日本一2連覇ではと思いましたが。
岐阜出身の中日0B・和田一浩さんが、シリーズを4勝1敗でオリックスの日本一だと占いました。
理由は中継ぎ陣が半端ない。全チームでずば抜けているからだと。
勝敗は4勝2敗1分で7戦前までもつれましたが・・・予想どおり、前半はヤクルトが先行、
2勝1分でオリックスの本拠地に乗り込みましたが、オリックスの中継ぎと
ストッパーにヤクルト歯が立たず結果は4連勝を許し、和田予想が的中しました。
乱暴な思いですが・・・我らが中日ドラゴンズ。期待された立浪新監督でセリーグ最下位です。
3年契約だそうですが・・・ここは和田に監督を代えた方が良いのではと思います・・
ストーブリーグで早くも17人の選手に戦力外通知を出し、日ハムの新庄監督と
荒療治を競っていますが・・・果たしてヤクルトに勝てるのか・・・
補強もままならない状況ではとてもじゃないが・・・無理です。来年も最下位です。
いや・・ドラゴンズの不甲斐なさを嘆いているのではありません。
この日本シリーズ、第3戦・12回延長で引き分け試合になりました・・
写真の新聞4紙・翌日のスポーツ欄です。毎日をご覧下さい。
8回までしか勝敗の結果が報じられていません・・・他の3紙は書かれているのに。
これでは毎日新聞の即効性がないではないか・・・と申し上げているのでもない。
私が、この紙面をみて・・新聞が前日のニュースを報道するには物理的に限界がある。
そのことをなぜ、新聞社は理解できないのか。電波や通信は試合結果を最後まで報じています。
でも新聞は、たまさかこの報道は深夜に及び、印刷のギリギリまで待って
間に合った新聞は掲載できましたが・・・これとてあと10分遅れれば、
日経も朝日も読売もローカルに配達する紙面には結果は掲載されませんでした・・
そんな新聞の伝達仕組みを論じているのでもありません。
たとえ、深夜に付き重要な報道が結果できなくても、それが新聞なのです。
無理して掲載するこはないと申し上げたいのです。
新聞の報道スピードは通信のネットや放送のテレビには敵いません。
そのことは誰もが理解しているのです。であれば・・翌日の夕刊なり
翌々日の朝刊で・・新聞ならではの切り口で、結果を報じれば良いのです。
新聞の役割と使命に即効性を求めることこそ無意味です。時代遅れの発想です。
新聞は深夜まで伸びた日本シリーズの結果を競って掲載する必要などない。
自分たちのルールで報道すれば良い。もう新聞の価値はそこにはないのですから・・
新聞の新たな姿って・・そんなところの改革から始まるのではないでしょうか。
そうです。今どき誰が昨日の株式欄など新聞で見ますか・・Goto

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