いまこそ、公務員のリスキリングが必要ではないでしょうか・・・
私は来年、後期高齢者です。エッ・・今はそんな言葉は使わないですって・・
そんなことはありません。厚労省の高齢者基準は75歳を一つの区切りにしていますし、
人生・100年時代と申しますが、それは希望の話、高齢者は高齢者です。
でもです。高齢者であろうが、若者であろうが、常にチャレンジ意識を持って、
社会に貢献してやろうと思えば、それはそれで、良い人生ではないかと思います。
最近の流行り言葉ではと思うのですが・・・政府は盛んにリスキリングと言います。
リスキリングって一体なんなんでしょうか・・・
職業能力の再開発のこと、再教育を意味します。
このところ、世の中がDXだDXだと第四次産業革命を叫んでいます。
時代は間違いなくデジタル時代、IT社会になるでしょう・・・
そうなりますと、新たにIT時代に必要となる業務や職種が増えます。
それに対応できる働き手が必要になります。
そのためのスキルや知識を習得する必要があります。それを称してリスキリングと申します。
IT社会はAI・人工知能を身につけ始めています。人間のやれる分野とAIが担う分野の
境目がなくなっています。経団連は「新成長戦略」として、経産省も「デジタル時代に
対応できる人材政策に関する検討会などにおいて・・・ITによって失われるであろう雇用から
新たに生まれるであろう雇用へと円滑に労働力を移動できるよう、企業のみならず・・
国家の未来として・・リスキリングを推奨しています。
私はなるほどと思いますが・・・時代の変化について行けない人まで、
無理にリスキリングせよというのは間違いではないかと思います。
なぜなら・・・動力や電力によってもたらされた産業革命は、その便利さにおいて、
誰もが共有できました。
しかし、今のところリスキリングしない限りは、使いこなすことはできません。
ですから、人によっては時代の流れから置いてきぼりにされる人が出ても仕方がありません。
でもです。リスキリングなどに精を出さなくても、産業革命なのです。いずれかは、
誰もが生きるために使いこなせる時代がきます。それもそんなことを意識しなくとも。
それが産業革命というものです。
でも、そういうことになるとしても、やはり、新しい時代を受身ではなく能動的に
動かす人材が増えることが必要です。そのためにはリスキングはとても重要です。
私の感覚で申せば、リスキリングにチャレンジできないような高齢者であってはならない。
それはこの国を創ってきたという思いと同じです。高齢者こそ、リスキリングに励めと申したい。
それと同時に、いやそれ以上にリスキリングにチャレンジせねばならないのは・・
公務員です。公務員は公務員の世界にどっぷりと浸かっているようではダメ。
IT時代に対応できるようにリスキリングすべきです。それができないような公務員は、
公務員でいることを恥じるべきです。
時代は大きく変わりつつあります。
その先頭とは申し上げませんが・・
遅れることが止むなき住民を最後に支えるのは公務員です。
あえて申します。公務員はいまこそリスキリングをすべきです。Goto
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