受験シーズンです。

教育改革ができないのと、新聞が衰退するのは同じ次元だと思います。
老人世帯で田舎暮らしです。生きるに切迫感はないのですが・・・
受験生を抱える家庭はどこも、この時期は大変です。
地球温暖化とは関係ないかもしれませんが・・・毎年天候不順で悩まされる・・
大学共通テストも無事に終了・・・受験生とそのご家族にはひとまずご苦労さまと。
でも本番は・・・これからです。
都会では小学・中学受験、高校、そして大学受験の本番です。
以前、テレビドラマで「2月1日受験」という番組がありました
小学生から凄まじい受験戦争でしたね。私立小中学校がない田舎ではそこまではねぇ。
もう忘れてしまったのか・・・コロナ禍で、学校が長期間閉鎖になった・・3年前。
この際だから、国際的な標準に合わせて新学期を9月からにしよう・・
そんな「学校改革」が叫ばれました・・でもコロナで命の危険が迫るような状況に
不謹慎だと「沙汰止」になってしまいました。
なんでもそうですが。改革できるチャンスにしないと・・今となってはどうにもなりません。
思い起こせば・・国立大学の総長たちが、このままでは海外との格差がと叫んだのですが・・
まぁ・・「喉元過ぎれば・・」でしょうか。その程度だったのでしょうねぇ。
私ごときが・・教育を語る資格はないのですが。
教師の成り手が少なくて大変だそんな報道がメディアを賑わします。
部活を「地域に移行」させるべきかどうかも議論が盛んです。
全ては「働き方」改革によるのですが・・・時間短縮に歪曲され・・
教育の本質に触れるような議論にはなっていませんし・・遅々として進んでいません。
教育は「国家100年の計」です。政治家が教育を語らなくて・・誰が語るのかなのですが。
残念ながら・・自分の公約らしきものを書いたパンフレットには・・教育問題に
取り組むとは書くのですが・・・本気度は皆無ですね。
一時が万事と申します。大学共通テスト。一つとっても、
寒の入りにやれば・・寒冷地は大変だと、誰もが思っているのです。
それが変わることがないのです。政治家は何をやっているのでしょうかねぇ。
防衛費の増額ならろくに議論もせず・・・米国の大統領に尻尾を振るくせに・・
教育改革は・・・嘆くまい。これが日本の政治です。
そして教育改革などできない政治家を選んでいるのは国民なのですから。
受験シーズンにそんなことを思うこの頃です。
国民と言えば・・・新聞好きの国民のひとりとして・・これだけは言わねばならない・・
新聞メディアにお聞きしたいのです。16日の朝刊です。その朝刊には大学入試共通テストの
問題と解答が6ページ以上割かれて掲載されました。この紙面を必要としている読者は
全購読者の何%なのでしょうか・・
掲載するのに価値がありニュース性があると昔から判断されているのである。
いちいちそんなことを調べる必要はない・・そう思ってはいないでしょうか。
多分そうなんでしょうねぇ・・・読者を見もしないで、今までそうだからと新聞を作り続ける。
これって・・・教育改革ができないから国が衰えるのと同じ現象ではないでしょうか。Goto

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