OP技術

フェイクニュースやアドフラウドの氾濫を防止できます。
世の中は経済で回っていると言えばその通りだが・・・
であれば、正しく回転していない経済については取り締まるのが常識です。
ネット上で、有害な虚偽情報や真意不明な情報が社会に混乱をもたらしています。
ネット上では閲覧数に応じて広告収入が得られる仕組みになっていますので、
フェイクであろうが刺激が強い情報を流せば閲覧数が増えると、悪質なサイト運営者が
後を立ちません。技術の進歩が悪質さを増幅するようで、最近ではAIを使って
より精巧な偽動画や画像を作成するケースも出てきています。
そんな不正を取り締まり・・安全なネット環境を実現しようとデジタル技術「オリジネーター
プロファイル(OP)」が実用化されます。と申してもOPは耳慣れない用語です。
OP技術とは、安全なインターネット環境を提供する仕組みで、ブラウザなどで採用される
「Web標準」を目指すことです。
ネット上のコンテンツ作成者、デジタル広告の出稿元などの情報を検証可能な形で
付与する技術で、信頼できる発信者を識別可能にすることで第三者承認済みの
良質なメディアとコンテンツをインターネット利用者が容易に見分けられる仕組みが
確立します。その結果、フェイクニュースやアドフラウドなどの氾濫が防止できます。
IT技術は日進月歩です。悪い心を持った人間はどこまでも悪い奴です。
ですから、OP技術が進んでも、さらにその上をいく仕組みを考える奴はいるものです。
イタチごっこですが、でも、まずは新聞社(読売・朝日・産経・中日・日本テレビ放送網)を
中心に主要な広告会社が集って、技術研究組合を設立し、悪に立ち向かう・・
共同研究に乗り出すことは重要です。
ことの本質は・・・利用者が見分ける目を持つことですが。
ネット上の記事やニュースに信頼性を持たせることは、
社会の経済的損失を防ぐことになります。
とりわけ・・・広告が健全に取り扱われることは広告主にとっても消費者にも・・
ネット社会にとっても一歩前進ではないでしょうか。Goto

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