母の日

お母さんが・・・子どもに「してほしい」ことは?

さてさて・・・シニア向け女性誌を発行する出版社が「母の日」にして欲しいことはありますかと50〜79歳を対象にウェブ上で調査した結果を公表しました。
第1位はなんだと思いますか・・・なるほどと思いました。

「してほしいこと」2位は「自宅で一緒にゆっくり過ごしたい。(29.5%)
日頃家事に追われる日々・・いかにも日本のお母さん的ですね。
3位は「一緒に外出を楽しみたい」(27.6%)子供も中学生になりますと、
親離れしますからねぇ。まともな意見ですね。

親子って意外と難しいモノです。4位には親元を離れ寂しいからでしょうか、
コミュニケーションを深めたいのでしょう「メッセージのやりとりがしたい」
(18.4%)でモノが欲しいっていうのは・・・それ以下の順位です。

でです。第1位は解答の3分の1以上・・35.7%が「特になし」だたったそうです。笑っちゃいますが・・・妙に納得できます。

5月10日付の朝日新聞に「ユニクロ」の世相と申しますか、的を射た広告が掲載されました。(写真参照)構成も面白くて・・子供のイラストが掲載されているのが4ページ。お母さんの方が25ページ。6面から24面までを外せば・・
二つの全面広告は見開き広告になります。

広告のキャッチ・コピーは「話そうよ、母の日に。」です。
お母さんのページに「話そうよ」子どもが掲載されているページに「母の日に」となっています。

お母さんは言います。        子どもは言います。
うちの子は             お母さんは
マイペースだし           すぐ怒るし
すぐサボるし            やたら急かすし
心配ばっかりかけるし        おせっかいだし。

まったくなに考えているのか     わかんない!って思うこともある

ついつい口うるさくしちゃうけど、  もちろん気持ちの奥の方では
ここにいてくれるだけで       すごく感謝しているし
ありがとうなんだよね。       ってそれあんまり伝えてないんだけどさ

なんでだろう、           近すぎるからかな
いつもなんでも話しているのに、   すごく本音なことは
ちゃんと言葉にできなくて、     なんだか恥ずかしくなっちゃって。

大事だよって            思ってるんだ本当は。
ちゃんと伝えなきゃね。       ありがとうって

温かくてとても良いコピーです。
親子の会話って意外と少ないものです。
「母の日に何がして欲しい」調査の4番目「メッセージのやり取りがしたい」
親しいから近いからって、コミュニケーションは手を抜いてはいけないのかもしれませんね。

毎年ですが。ユニクロさん心温まる新聞広告掲載ありがとうございます。
なぜ・・・読売と日経には掲載しないのかなぁ・・・Goto

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