石巻地方・冬の風物詩に・・・心がそそられます。
我が愛読紙・石巻日日新聞から・・冬の便りです。
宮城県・石巻の冬の名物料理と旨味引き出す季節の風物詩についてです。
石巻地方は水産業・漁業で栄える街です。東日本大震災で壊滅的打撃を受け、瀕死の状態に陥りましたが・・・
東北人の粘り強さで復活してきました。改めてその努力と申しますか、勤勉さに敬意を表します。こんな話を学びました。未曾有の大災害から立ち上がる
日本人の原動力は何か。先哲はいう。一つは「勤勉力」であると。
何も資源のないこの国が・・あの敗戦から立ち上がったのは、この国の唯一の資源と言える勤勉力によるもの。それと、敢えて申せば「忠誠心」。国民がこの国、民族・風土を愛し守り抜かねばならないという「忠誠心」が粘りとなって、この国を・・復興させた。いや、ではないかと思う。
女川町では冬の寒風にさらして旨味を引き出す、風物詩・サンマの天日干しが盛りを迎えている。櫓を組んで、特製の塩だれで漬け込み、冬の乾燥した
空気と天日で・・・下あごに串を刺したサンマを銀色のカーテンのように並べる。・・・約7時間ほど干し、水分と生臭さを飛ばす。
女川漁港はサンマの水揚げでは日本有数。しかし昨今は不漁続きだが、
今年は数量が若干上向き、回復の兆しがあるという。天日干しは3月いっぱい続くそうだから、こりゃ、干物好きの私としては・・・注文せねば。
もう一つは「せり鍋」・・せり鍋、私の大好物です。もう何年前になりますかねぇ。仙台で宮城の仲間たちとミーティング・その後、会食が居酒屋での「せり鍋」、まぁ・・・そりゃ美味いこと、美味いこと。出汁は鶏だったかな。ついつい酒が進みました。石巻は河北せりの特産地。知らなかったなぁ。
その河北せりの普及を兼ねて、せり使った「第一回・せり鍋コンテストが、道の駅・上品の郷で開催された・・・との報が。石巻市内の飲食業者6チームが、鯨や鹿肉・ホヤといった地元食材と組み合わせ、味も塩ベースの海鮮鍋、醤油ベースは餅入りでホヤの雑煮風鍋、地元野菜たっぷりの味噌味など創意工夫を凝らした、せり鍋が登場。仙台からも観光客が押し寄せ盛り上がったと。
コンテストです。6種類のせり鍋が試食できたそうです。こりゃ知らなかったねぇ。来年も実施されるのかなぁ。であれば、行かねばねぇ。えっ・・それぞれのお店をまわれば良いですって・・・そうですねぇ。
そう言えば、大崎市で発行の地域みっちゃく生活情報誌「さきっぺ」の編集室長が・・・「せり鍋」食べに来いと誘ってくれています。行ってみるか。仲間たちの顔も見たいし。などと心揺さぶられる・・石巻地方の冬の風物詩です。Goto
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