情報的健康

論点を整理して健全な考えを与えてくれるのは新聞だ。

新聞は良いですねぇ。そう思いませんか。えっ・・思わないって!
それは新聞の良さが理解されないからだと思うのですが・・
その前に新聞を目にする機会が極端に少なくなっていることの方が
問題なのかも知れませんね。新聞の良さをこんな記事から理解を求めます。

電動スケーター欧州では街中を走っています。ドイツの首都・ベルリンでは2019年6月にシェアリングサービスが導入され・・約2万5千台が稼働しています。スマホにアプリをダウンロード。近くのスケーターを探してロックを解除し利用する。目的地に着いたら乗り捨て、料金は後日、口座から引き落とされる。

欧州21ヵ国、ドイツ国内101都市でサービスが展開。料金はタクシーの4分の1ほどで、若者が利用客の中心になっている。人口1万人規模の町でも運行本数が少ないバスの代替手段として人気が急上昇している。

米国のコンサル会社は、25年までに400億〜500億ドル(約6兆〜7兆5千億円)世界規模になるのではと試算している。日本でも人手不足で、タクシーの稼働率が著しく低下、電動スケーターが普及するのは遠くないと言われる。

一方・・・フランスのパリでは昨年9月。住民投票が実施され、電動スケーターのシェアリングサービスが禁止された。理由は交通マナーの悪さが多くの事故を引き起こすから。「自由な乗り捨て」で歩道や店舗前などに放置されるのが問題に。パリでは18年にスケーターが登場。シェア用だけで2万台が走る人気を誇っていたが、シェアリングサービスは禁止されてしまった。

結局・・パリ以外の都市でも年齢制限・飲酒運転・スピード違反・駐車可能区域の設定など・・・罰則規定などの規制強化に動いている。規制強化を訴える団体の代表は「スケーターの存在には反対していない。歩行者をより尊重して欲しい」と言う。規制強化を訴えるのは中高年。賛否を巡る論争は「新しい技術に対する世代間の論争」になっている・・・

因みに日本でも23年7月の改正道路交通法施行でスケーターは無免許で走行が可能になった。都会を中心にサービスが拡大している。しかし一方では23年7〜12月に7130件の摘発があり、事故も急増している。

さてさて・・あなたは電動スケーターがシェアリングサービスされることに、賛成か?反対か?と問われたら、何と答えますか。この二つの賛否は新聞紙上での論争です。

A論か?B論か・・多様な意見に触れて「情報的健康」を保ちましょう。という読売新聞のThe論点からの抜粋です。新聞って、素晴らしいと思いませんか。賛否が分かれる問題について、しっかり議論する問題を提起してくれる。

昨今は、ネット上にフェイクニュースが溢れている。でも何がフェイクかファクトかは見分けにくい。論点を整理し、自分で考えて真実を掴み、
結論を出すのはやはり新聞が一番だと思うのですが・・・。Goto

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