大相撲5月場所を占う・・

初日、横綱、4大関揃って討ち死に。戦国時代に突入か。

なんで5月場所が「夏場所」っていうのですかねぇ?
初夏ではあるかも知れませんが・・・5月は「さつき場所」なら味わいがあるのですが。夏場所という風に呼ぶのはないですよねぇ。敢えて「5月場所」とする

えっ・・・あれだけもうやらないって言っていた、大相撲優勝者占い。
5月場所もやっぱりやるのかねぇ?どうせ当たらないのだから、やめといた方が良いと思うのだがねぇ・・・根っこは「大相撲が好き」なんだねぇ。と言われそうですが・・・やりますよ。

5月場所の占いもやります・・とまぁ開き直っているのですがねぇ。

前置きはさて置き。初日の後半戦(NHKで5時からの1時間が幕内の後半戦です)だけですが。テレビ桟敷で見ました。二つのことを思いました。一つは横綱・大関、上位陣が揃って討ち死に。これって何のために大相撲に番付があるのか?如何にも不甲斐ない。

大関・貴景勝・・・平戸海が全力で立ち上がる。がつんと音がするほどの鋭い立ち合いだった。でも次の瞬間、目を覆いたくなる。まさに惨状です。押し相撲の貴景勝が、押し負けるのです。そして一直線に土俵の外へ・・・信じられますか?大関とは看板力士です。貴景勝は自分の型を持っている大関です。それが前頭2枚目の平幕力士に寄り切られるのですから。

それと大関の霧島。いくら陸奥親方が定年となって引退、部屋が廃部となったからと言って、豪ノ山に(これも押し相撲)一気に押し出される。それも電車道です。そりゃ・・・初日で緊張していたのかも知れないが。当たってすぐに引いたのです。大関が逃げてどうする。正々堂々と正面から受け止める。大関の相撲です。自信喪失。今場所がかど番。これでは、大関陥落ってことに。

琴ノ若改め琴桜。次世代を担う、角界のホープです。この3〜4場所、めっきり地力をつけてきた。猛牛と言われたお祖父さんの四股名をもらって。今場所こそ優勝すれば・・・横綱にもとい期待されているのだが。はっきり言って稽古不足だね。抜群の素質です。真面目に稽古さえすればねぇ。初日の負けだから期待するのだが。

言っては何だが。5月場所に向けた「横綱審議委員会」(横審)による稽古総見では絶好調の豊昇龍。春場所では新進気鋭の尊富士・大の里を破って地力を示したのだが、これまた期待の星・熱海富士に完敗。残念だが、足腰の良さだけで相撲をとっているようでは・・・心もとない。体が大きくなっていない。
心の問題に支障があるかも。ヒールの印象だが意外と優しいのかも。頑張れ。

四大関が初日に枕を並べて討ち死にではねぇ?言わずもがなですが。今回とは申しませんが、大関を陥落した御嶽海・高安・正代などを見ていると番付って実力に見合っているのかと思う。これって粗製乱造ってことになりませんかねぇ。

それと目を覆うのは横綱・照ノ富士です。小結に番付を挙げてきたとはいえ、相手は幕内3場所目の「大の里」簡単には負けないぞ・・そんな気迫が漲っていた・・・だからでしょうが。すくい投げでころがされてはねぇ。横綱の権威・威厳もない。引退のふた文字が頭に過った。こんなことは言いたくないが、若手の台頭に・・・ここらが潮時ではと思う。

話が暗くなりましたが敢えて優勝力士を占いましょう。大相撲戦国時代です。
誰が勝ってもおかしくはない。今場所は110年ぶりに新入幕で初優勝した尊富士が怪我で休場です。大関を破った、熱海富士・平戸海などは優勝候補に挙がっても良い。注目力士のひとり、伊勢ヶ濱部屋の翠富士も可能性なしとはいえないが、ズバリ・・・今場所の優勝力士は「大の里」です。先場所、尊富士に負けた悔しさをバネに・・・優勝間違いなし。二所ノ関親方(稀勢の里)の指導が良い。・・あなたも大相撲・戦国時代をお楽しみ下さい。Goto

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