老婆心ながら、中途半端な経営戦略は身を滅ぼすことになりはしないか?
今頃なんだ?そんな感もしない訳ではないが・・・
新聞各紙がここに来て既存読者に「デジタル版」の勧めを強化している。
私的には、なぜ、今この機に及んでなのか?理解に苦しむ?
毎日新聞です。毎日新聞を購読中のみなさまにおすすめしたいお得なサービスがある。「宅配購読者向けプラン」だ。毎日お届けする紙の新聞と、ニュースサイト「毎日新聞デジタル」のコンテンツが有料記事まで読み放題になる。
それだけではない。スポーツニッポン(スポニチ)の記事がニュースサイトで見られる。オンラインイベントへの招待や暮らしとお金のお困りごとについてファイナンシャルプランナーが電話で無料相談に応じる特典もある。
コースはふた通りで、購読者なら一つがスタンダード。有料記事が読み放題で無料。もう一つは新聞の購読料に550円追加で「サンデー毎日」や「週刊エコノミスト」「ウォール・ストリートジャーナル」の閲覧や旅行の割引などのサービスが受けられるそれを「宅配プレミアムプラン」といい。すでにスタートしている。(写真参照)
失礼な言い方になるが、これって。購読者の繋ぎ止めですよねぇ。だったら、せこくないですか。プレミアムプランも無料にしてはどうですか。そうすれば、オッと思う読者も。でも550円徴収するのでしょう。それが目的ならば毎日新聞関連のコンテンツを安売りするだけじゃないですか。
デジタル版に本腰を入れるのか。それとも隙あらばプラスαを稼ぎたい。そんな風に見えますが・・・この中途半端な姿勢。首を傾げます。示し合わせたわけではないと思うのですが。朝日新聞も「本紙購読者限定」と称して、ずーっと月額500円払えば、朝日新聞のデジタル版が読み放題だと。それも5月9日までの期間限定で。(写真参照)
これもどんな意味があるのでしょうか。どれだけの読者が申し込んだのか?定かではありませんが・・・こんなキャンペーンで朝日の読者がデジタル版に誘導されるでしょうか。万が一、無料だったら。考えるでしょうが。
多分ですが。朝日の狙いは「値上げ」ではないでしょうか。このご時世、新聞代の値上げは難しい。だったら、500円余計に支払えばデジタル版も読める。実質的な値上げですね。それも経営的に見れば、とても弱腰。恐々の値上げではないでしょうか。
こんなことでは・・・「虻蜂取らず」購読者は減り続け、デジタル版も一向に増えない。中途半端な経営方針だと言えるのではないでしょうか。何をやっているのでしょうかねぇ。読売新聞はデジタル版はデジタル版。有料の記事が読みたければ、ちゃんと登録して相応の対価をお願いします。と明確です。
「貧すれば鈍す」と申します。購読者、そうです。コアの読者に対して、負担を強いることで、小銭を稼ごうと考えるようではねぇ。上手くことが運んでいるかどうかは、調べてみますが・・・・新聞のデジタル化。根本から考え方を変えた方が良いと・・・今更ですが、老婆心ながら思います。Goto
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