南海トラフ・臨時情報・地震学的に極めて高い確率・・・
8/8・びっくりしたねぇ。宮崎県で最大震度・6弱の地震です。昨日は神奈川県でも震度5が。幸いにこの地方は揺れなかったが、規模がマグネチュード7.1となかなか。我が社も宮崎を始め大分・福岡の九州各県、それに四国の仲間たちの
安否を確認・・・棚からモノが落ちたり、渋滞で苦労したところもあったようですが・・家族も含め全員が無事だったとの報告を受け安堵しています。
まぁ・・・午後4時半ごろという明るい時間だったのが幸いしたのでしょうか、
比較的被害が少なく済んだようです。それよりも驚いたのは・・・慎重居士の気象庁が、この地震を分析した結果、東海沖から九州沖にかけての震源域で発生が懸念される「南海トラフ巨大地震」への注意が必要だと・・・「南海トラフ地震臨時情報・巨大地震注意」を発表したことです。
地震に関して臨時情報が出るのは初めてのケースです。
「新たな大規模地震が発生する可能性は平常と比べて数倍高まっている」として注意を呼び掛けているのです。容易ならざることだと認識すべきです。
内閣府の有識者検討会では12年での南海トラフ巨大地震の想定はマグネチュード9.1、死者数32万人と推計、19年には、耐震化の進展などを理由に死者やはり23万人と試算されている。臨時情報は17年に導入され、巨大地震につながる恐れのある現象が観測された場合、警戒や注意を促す仕組みです。
因みに臨時情報は4種類・気象庁は最初に「調査中」をだし
詳細な解析を経て「巨大地震警戒」「巨大地震注意」「調査終了」のいずれかを発表することになっている。今回・・初めて出したのが「巨大地震注意」です。
日向灘での発生時から1週間ほどが最も危険が高いと言われます。昨日が神奈川です。この一週間が山かも知れない。お盆地震なんて洒落にもならぬが・・
備えあれば憂いなしです。昨日、管理本部に、盆明けには具体的な備えをするよう指示しました。決して他人事ではありません。
新聞各紙やテレビの報道番組は「過度に恐れず、備え再確認を」(朝日)
巨大地震「いつ起きても」(毎日)と特集を組んでいます。
どうぞ、こればかりは、報道に素直に従って欲しいです。
もう一度申します。気象庁が「巨大地震注意」と叫んでいるのです。
今までとは違う確率なのです。東日本大震災での教訓を生かす時です。
まずは逃げる場所を確認するなど自分なりの防災計画を立てるべきです。
家族で話し合う。自分だけは大丈夫などと、この報道から逃げてはあかんです。
あなたのできる範囲で備えをお願いします。Goto
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