創立48年は一里塚、さらに精進を重ねます。
ふるさと岐阜の中心にデンと構える「国盗りの山・金華山」市木・ツブラジイの木に花が咲き・黄金に輝いています。その頂に聳える岐阜城・最近・周辺を伐採(散髪と申していますが)凛とした勇姿に思わず合掌です。
今日、澄み渡る紺碧の空、花咲き乱れる薫風5月(皐月)朔(ついたち)は
我が社の48回目の誕生日・創立記念日であります。
関係各位に改めて感謝・御礼申し上げます。
同時に、中広グループ・699名の同志と共に喜びを分ち合いたいと思います。
48年間・色々ありました。走馬灯のように巡ります。
記念日です。若干の総括と中広グループのこれからに触れてみたいと思います。
中広・創業の理念は「広告業を通して地域社会に貢献する」であります。
具体的にはHAPPY・MEDIA「地域みっちゃく生活情報誌」で「地域を元気に」することにあります。この5月・情報誌の発行部数は34都道府県・180誌・1300万部。目標の日本全世帯5000万部にお届けするに対して26%です。
決めたエリアに全戸配布を旨としています。
ご家庭に直接配布するフリーの広告メディアとしては最大規模だと自負しています。最初の発行は30年前「KANISAN CLUB」(岐阜県可児市)です。
広告媒体は新聞全盛の時代から放送を経てネットに移行、出版社を始め紙のメディアが役割を終えたのではないかと揶揄されるなど変遷しました。
にも関わらず情報誌の発行部数を増やし続けて参りました。
世界的なパンデミック・コロナ禍で経済活動が制限。広告出稿激減という状況にも見舞われました。逆境にこそ真価が問われます。我々は理念の旗をより高く掲げることで、この困難を乗り越え、新たに同志を得て共に歩んでいます。
ありがたいことであります。
ここまで来れたのは・・・
日本列島津々浦々に情報誌を届けるという情熱を失わなかったこと。
慢心・傲慢な企業姿勢を戒め、謙虚であれ、謙虚であれと慎んできたこと。
誠心誠意・真心を貫く、誠の経営を貫いてきたこと。
そして同志と共に心一つに歩んで来たからだと思っています。
こんな数字を目にしました。
日本社会で100年生き残れる企業は1000社に2社。0,2%が定説。
200年以上生き残っている企業は3000社あるそうです。
中広グループ。たかが48年・・・
これから100年・200年企業として生き残れるかどうか。
正念場です。それには次のことを欠いてはならないと思っています。
「創業の理念・精神に」命を吹き込み続けることができるかどうか。
天下国家のためにこの事業をやるのだという思いを燃やすことです。
もう一つは「変化こそ唯一の永遠である」ことを忘れないことです。
具体的にはDX化の徹底。独自の広告手法ハイブリッド広告の浸透。
生成AI・CAIの活用など変化を恐れずチャレンジ精神を失わないことです。
そして「自分と自分の周りの人々の幸せのため」なら、
いつでも古い上着をさっさと脱ぎ捨てる勇気を貫けるかどうかです。
禅の用語に歩歩是道場という言葉があります。
歩歩とは「いま・ここ」のことです。
道場とは与えれた環境・社会です。
意味は「日常の一挙手一投足、その全てが自己を鍛える道場だ」という意味です。どんな環境下でも心掛け次第では「己を磨き・高める」修養の場になる。
広告は人の心に寄り添う仕事です。歩歩是道場として己を高めねばなりません。
中広グループはまさに道なかば、一里塚であります。
同志一同・心を合わせ一層の精進を重ねる所存です。
変わらぬご指導・ご鞭撻願い、若干の総括と決意といたします。
ありがとうございます。
後藤一俊拝
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