祝日の意義を真剣に考えてみようではないか。GWであっても。
まぁ・・余り四角四面に考えることでもないかも知れませんが。
4月26日・前日仙台で、地域みっちゃく生活情報誌を発行する、
東北6県の仲間が一堂に集い集い「第一回・東北サミット」と称する会議を開催しました。
最高の仲間たちが、秋田・岩手・山形・福島・宮城・そして新潟から
集まってくれました。そして我々が発行する全戸配布型の「情報誌」こそが、
地域を元気にできる唯一のメディアであることを確認しました。
もちろん、フリーの紙メディアとWebのハイブリッドであることに
よってです。会議での成功事例の報告がその証左です。楽しい会議でした。
いや、その報告をするのではありません。
翌日の朝。仙台発・6時18分の新幹線で帰路のことです。
仙台駅はそんなでもなかったのですが、乗り換えの東京駅、驚きましたねぇ。
東北新幹線から東海新幹線のコンコースに入った瞬間。とんでもないのです。人でごった返しています。乗り継ぎの「のぞみ」8時09発大阪行き19番線に辿り着くのが必死。10分の乗り換え時間が危ういところでした。
さらに満席です。指定券のない方はデッキでお願いしますとのアナウンスも。
そうなのです。26日からはゴールデンウィークの始まりだったのです。
それをすっかり忘れていました。それだけではない。名古屋駅がまた大変。
あちらこちらで長蛇の列。土産物を買うのに並んでいるのです。
こりゃどうなっているか?人出が半端ない。
それと、驚きですが、岐阜駅に降り立ったのが10時35分。
それがいないのです。人が。同じ日本なのに、まばらです。地方と都会の格差ってこんなところにも明確ですね。地方の衰退に「このやろう」と憤りながら、
「地域を元気に」の理念を掲げて頑張る我々の「本気」の出番じゃないかと
覚悟しました。
今日は「憲法記念日」です。
ゴールデン・ウィークのど真ん中です。5月3日がなぜ、憲法記念日になったのか。なぜゴールデンウィークと呼ぶようになったかは、先にこのブログで説明しました。日本国憲法は1946年(終戦の翌年)の11月3日に公布。1947年の5月3日に施行しました。
日本人って、本当に祝日の意味を考えなくなりましたね。
ゴールデンフィークの前半戦・初日で、東京も名古屋も人で溢れる。
もちろん、インバウンドも多いのですが、日本人も大移動です。
それはそれで否定するものではありませんが。
憲法記念日です。
いくらゴールデンウィークだからといって、遊び保けるのも勝手ですが、
我々がこうして紛いなりにも、平和で暮らすことができるのは「憲法」の
お陰じゃないですか。特に、最近の世界はきな臭い。どうなるかは別として、
憲法について真剣に考えてみるべきではないでしょうか。
憲法公布日は11月3日。今では「文化の日」と祝日だが。
GHQの方針で5月3日に強引に変更させられたが・・・
法案を審議した参院文化委員会の委員長は11月3日に「この日は、憲法において、如何なる国もまだやつたことのない戰爭放棄ということを宣言した重大な日であります。
日本としては、この日は忘れ難い日なので、是非ともこの日は残したい。そうして戰爭放棄をしたということは、全く軍國主義でなくなり、又本当に平和を愛する建前から、あの宣言をしておるのでありますから、この日をそういう意味で、自由と平和を愛し、文化をすすめる」と「文化の日」ということに我々は決めたわけなのです」と説明しています。
さらに「併し心持からすると、本当は我々は今も尚実際憲法記念日にして置きたいのでありますけれども…」とも述べている。そうなのです。憲法記念日は11月3日が相応しい。できれば5月3日を変えて欲しいとの思いが滲むのです。
まぁ・・今となっては、どちらでも良いのかも知れないが
だからこそ、我々は「憲法について」真剣に考えねばならないと思います。Goto
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