若鮎たちが悩みながらも順調に育ってくれている。ありがたいことた。
今年入社したグループ各社の新卒社員たちが、研修を終え、それぞれの部署に配属されて二か月が過ぎた。素直な姿勢で学び、謙虚に耳を傾け、感謝の心を持って仕事に向き合う。その姿を見ていると実に頼もしい。早くも成果を発揮し始めた社員もいる。経営者として、これほど嬉しいことはない。
何よりありがたいのは、彼らを温かく迎え入れ、丁寧に指導し、愛情を持って育ててくれている先輩諸氏の存在である。心より感謝を申し上げたい。幹部諸氏である。
さて、「人を育てる」とは何だろうか。
私は、人を育てるとは知識や技術を教えることだけではないと思っている。もちろん仕事を覚えさせることは大切だ。しかし、それだけなら教育ではなく訓練である。人を育てるとは、その人の可能性を信じ、その人の人生に責任を持つことである。
人は植物によく似ている。同じ水を与え、同じ肥料を与えても、それぞれ育ち方が違う。成長の早い人もいれば、ゆっくり大器晩成型の人もいる。大切なのは比較することではない。その人がその人らしく成長できる環境を整えることである。
人間学は教える。
人は尊敬される人から学び、愛情を感じる人についていく。だから指導者や先輩は、まず自らの姿勢を正さねばならない。挨拶をする。約束を守る。人の話を聴く。感謝を忘れない。失敗を恐れず挑戦する。その背中を見せることで、人は育つのである。「言うことを聞かせる」のではなく、「見習いたいと思われる」ことが教育の本質だ。
我が社には創業以来の社是がある。「人が命、人が宝、人が財産」
企業価値の源泉は人である。設備でも建物でもない。ましてやAIでもない。
最後に組織を支えるのは人間の志であり、人間力である。
だから私たちは人を限りなく大切にする。
失敗しても見捨てない。悩んだら寄り添う。成果が出たら共に喜ぶ。困難に直面したら励ます。そうした積み重ねが人を育て、組織を強くする。
企業とは人づくりの場である。利益は大切だ。しかし利益は結果であって目的ではない。人が育ち、その成長が地域社会に貢献し、お客様に喜ばれる。その結果として利益が生まれるのである。
新入社員諸君には焦る必要はないと伝えたい。素直に学び、謙虚に聞き、感謝を忘れず、一歩一歩前へ進んでほしい。そして先輩諸氏には、どうかこれからも愛情を持って後輩を育てていただきたい。
人を育てることは未来をつくることである。
人が育てば会社が育つ。会社が育てば地域が元気になる。そして地域が元気になれば日本が元気になる。Goto


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