今日は敬老の日である。らしい。
シルバーウィーク。5連休の中に敬老の日がある。
なんだか変な感じだ。老人福祉法の精神や意図がよくわからない。
超高齢社会日本の象徴であろう。厚生労働省は敬老の日に合わせ、100歳以上の人口が初めて10万人を超え、107,677人になったと発表した。56年連続で過去最多の更新である。
人口10万人当たりでは全国平均87.51人。島根県は186.65人で14年連続の最多、最少は埼玉県の51.27人。わが岐阜県も96.93人と全国平均を上回る。
いよいよ人生100歳時代である。
ただし、その88%は女性。男性は13,379人にとどまる。なぜ女性が強いのか。私は、女性は幾つになっても家事をはじめ、誰かのために体と心を動かしているからだと思う。対して男性は、仕事を離れた途端に、居場所も張り合いも失いがちである。
人は「教養」と「教育」がなくなると衰えるという。教養とは、今日用事(きょうよう)があること。教育とは、今日行く所(きょういく)があること。この洒落の中に、人間の真理がある。
今月26日、52年の歴史をもつMBSラジオの「ありがとう浜村淳です」がレギュラー放送を終える。91歳の浜村淳さんは、「声が出る限り、100歳までマイクの前に」と意気軒昂だ。「歌の宝石箱」は続くという。聴く人がいて、語るべき仕事がある。だから声にも張りがあるのだろう。
前橋市の阿久沢幸吉さんは102歳で富士山に登り、世界最高齢登頂の記録を更新した。103歳の今も山に向かい、自宅では絵を教え、デイサービスではボランティアをする。目標があり、人とのつながりがある。これぞ長寿の力である。
長く生きることだけが人生の価値ではない。
棺桶に入るその日まで、夢を持つ。仕事をする。人の役に立つ。学び、動き、誰かと笑う。人生100歳時代とは、余生を持て余す時代ではない。人生を最後まで使い切る時代なのである。ボッーとしてたらチコちゃんに叱られますよ。御同輩。
さぁー、今日も上機嫌で用足しに出掛けようではないか。今日は敬老の日であるらしい。Goto


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