手のひら

祝。誕生日
最近、お父さんの出番が多いですね。と、
ブログに目を通して下さる方から、便りを頂きます。
団塊おやじの徒然にお付き合い頂き、ありがとうございます。
心からお礼申し上げます。
この歳になって、鬼籍に入り20余年にもなる親の話も、如何かと存じますが。
子供の頃、優しい、けれど、怖い。そんな親父でした。(もっとも家には殆ど居ませんでした)
社会人となり、就職先を決めかねていた私(22歳)。
「岐阜で働くなら、一番面白い男は誰か?」と、生意気に、尋ねますと。
間髪いれず。「そりゃ〜俺だ」と。地元新聞社の役員を馘になり、
新会社を興したばかりなのに、そう「のたまう」。
「じゃー。お世話になります」って、ことで、中広の前身に就職。
それから、中広創業。私が38歳の夏、肝硬変で天国に召されました。
16年間、宮仕え、父子を越えて薫陶を受けました。
遺伝子以外に、経営学、処世術、社会観、哲学や、人間らしさ等々。学ばせてもらいました。
親父殿は、私の師です。親を師と仰げる幸せを味わっています。
最近は、行き詰まりばかりの人生、こんなとき、あんなとき、親父殿ならどう考えて行動するか?
となります。亡くなって20年以上も立ちますが、考えあぐねて出す結論は、親父殿の蹈襲ばかり。
それで、折に触れ、時に触れ、ブログにも登場するわけです。
まるで、お釈迦様の手のひらから、抜け出すことのできない、孫悟空です。
今日、6月4日は、虫歯予防デーです。それとは何の関係もありませんが。
その親父殿の87回目の誕生日です。
最近では、家庭でも誕生日を祝うのが、普通です。一昔前は、個人の誕生日など・・・
幼稚園じゃあるまいし、まして、親の誕生日を子が祝う等という、そんな風習はありませんでした。
孫悟空としては、ここは一番、我がブログの「名キャラクター」に感謝し、
今夜は、「故後藤数次・生誕87年の祝い」と銘打ち誕生パーティーを
彼のこよなく愛した岐阜の歓楽街「柳ヶ瀬」に繰り出し盛大にやってみようかな。(私一人で)
「何!! 誕生日の祝い???}と、天国でびっくりするかも・・・・・・・。
ひょっとしたら、お尻がむずがゆくなって、下界を見下ろすのを止めるかも、
そうなれば、親父殿の「手のひら」から、抜け出せるかもしれない。
でも、この程度じゃ、驚きゃしないね。
「馬鹿なことやってんじゃね〜」が落ちですかね。                                                           Goto

コメント

  1. じゅん より:

    今日はとても幸せな気持ちになりました。誕生日、何度迎えても特別な一日です。大切な日に感謝です。