「あの、ボン、やりおるんと ちゃうか?」
今月号の社内報に大阪府の橋下知事の財政健全化に向けて振るう大鉈についてコメントしました。
その財政再建案「大阪維新プログラム」が5日に発表されました。
数人の方から、おいおい、タブー中のタブー。公務員の人件費削減に言及して大丈夫か?
お前のところは、行政の仕事もしているんだろ。と忠告されました。
ありがとうございます。でも、そんな、心配は無用です。
どの自治体も、血を流して痛みを感じています。大阪だけが、特別の改革案ではありません。
手法と順序が違うだけです。遅かれ、早かれ。いやいや、来期の予算編成では、多くの自治体が、
職員組合などが、いくら抵抗しても、人件費削減に手を付けます。
世の中は、誰もが、昨日のまま、安穏と生きては行けない。それほど厳しい時代に入っています。
公務員の多くは、それを気付いていない。それは、許されませんよ。と、覚悟を問うただけです。
発表以降、橋下改革案に対する、批判の声は、驚くほど少ない気がします。
何事にも、ケチを付けたがるメディアの批判の中身も、
ためにする、議論はあっても、改革案の本質に触れたものでは、ありません。
むしろ、「もっとやらんかい」の論調です。
この分ですと、7月の議会では、1100億円の収支改善が可決しそうです。
議会は、議員歳費削減にも切り込まざるを得ない状況です。
物事が、変化する予兆を見極めるのは、なかなか難しいものです。
お笑い芸人を、首長や議員に選んで、政治をちゃかしていた大阪人も、
またぞろ、タレント候補のつもりで、選んだ若き指導者に、「ちょっと、あのボン、やりおるんとちゃうか?」
と、橋下知事の本気度に、自分達でびっくりし、変化の予兆を感じているのではないでしょうか?
その、大阪人の「ちゃうか?」が、破綻寸前の地方財政を、日本の行政のあり方を根本から変える
維新の始まりではないか?と、公務員の意識変化を期待しながら、成り行きを注目してます。
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