岐阜県は企業立地に最も適していますよ。
疲弊する地方を再生するに何通りもの方策があるわけではありません。
常識的には、地場産業の振興、観光資源の活用、企業誘致ぐらいでしょうか。
国はいろいろな調査をするものですが、経産省が二回目の
各都道府県の企業立地支援に対する満足度のアンケート調査結果を発表しました。
我が岐阜県は、5日に東海北陸道が全通。その前にはMAGロードと称する
岐阜、愛知、三重を結ぶ東海環状線の東回り、岐阜関・美濃から愛知豊田が開通しています。
岐阜県はもともと、日本のへそ。道路のインフラが整備されたことと、
現知事が積極的な企業立地支援政策を推し進め、この2〜3年オールジャパンで注目を集めています。
MAGロード周辺の工業団地には、約50社ほどの企業が進出、東海地方のモノづくり
一大拠点として、地方再生の起爆剤の役割を果たし、県民の関心は高まっています。
今回の調査結果でも、岐阜県が上位に位置すると楽しみにしてましたが?残念。
しかし、調査期間が2001年〜05年の間に土地を取得した事業所が対象ですから、まだ選外。
次回の調査では、一躍トップに躍り出ると確信します。
なぜかと申しますと、調査項目の中心である行政のワンストップサービスとか、
行政手続きの迅速な対応の項目では、高い評価を受けています。
これも、現体制が、県活性化のため高い理念を掲げ、企業誘致に担当職員一丸の結果です。
それに、岐阜県は企業が立地理由に上げる、適切な広さの土地と安価な価格が可能。
ユーザーやマーケットとの近接性があり。道路、水などのインフラが整備されています。
でも課題はあります。一つは人材の確保、それも優秀な人材の確保です。私は専門高校の充実だと思います。もう一つは、県財政の逼迫です。金銭的なインセンティブが捻出しにくい現状です。
私は、立地後のフォローアップに民間並みの
行政サービスを図るなどの知恵で解消すべきと考えます。
この二点に明確な方向性が提示できれば、立地企業の理解を得、
次回の調査では圧倒的に岐阜県が一位になることは、間違ありません。
岐阜県東部で、工業団地の開発と企業誘致に取り組む私の友人が一言。
「知事の企業誘致に賭ける情熱溢れたトップセールスには、頭が下がりますよ。」と。
岐阜県の未来は明るいぞ。
Goto
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