政界異変の余震が始まった。
新幹線は台風による風や関ヶ原の雪には、弱いと思っていましたら、
局地的な豪雨でも混乱すると知りました。
天変地異や動乱が起こる時、必ず予兆があるといいます。
このところの、異常な雨の降り方、上京に支障をきたしたこともあり、何となく、嫌な予感がします。
昨日の朝刊、一面トップ記事が大きく割れました。
中日は「東海で記録的大雨」と地元のニュース。新幹線の混乱で被害を受けた私は納得です。
地元紙は、深夜まで、激しい雷と豪雨に、県民は怯えた一夜を過ごしたのに、被害がなかったのか?
日経新聞と同じ、政府・与党が協議している総合経済対策、事業規模の経済記事。
朝日も小麦値上げ圧縮、定額減税調整難航と、景気対策への政府・与党の取り組みを。
毎日は、自民・公明が時間外労働の割増基準を25%から、50%に労働基準法改正案を、トップに。
そして、読売は、民主参院三名が離党、新党へと。野党の内紛を声高に報道。
夕方に、議員の一人が辞めるのを止めたと発表。まるで、茶番ですが。読売の体制擁護が際立つ。
経済対策の具体策には、バラマキの感は免れないが、景気浮揚に失敗すれば、景気は更に・・・・。
豪雨の記事には、地球温暖化と亜熱帯気候化する日本の気象の転変が。
時間外労働の賃金割増は、労働分配の変遷に繋がる予感が。
そして、民主党の議員離党は、政界動乱の余震か?
2008年、8月29日の朝刊各紙。
見過ごせば、何の変哲もない、夏の終わりの一面ですが、トップ記事の背景に、
この国の天変地異を予兆するのは、局地豪雨に立ち往生する新幹線の中で、
窓を打つ雨を、悶々と眺めていた余韻かもしれない。 Goto
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