小さな春見つけた。
景気は底を打った。徐々に上向く。上向いて欲しい。と願いつつ、
どこかに、景気回復のタネはないか?と、冬の最中に、小さな春を見つけるような思いでいます。
日本経済を苦しめている最大の要因は、この半年、急激に高騰した原油高です。
それが、ここにきて、ドバイ原油の取引価格が、1バレル100ドルを割り込んだとのこと。
本来、ものの価格は、需要と供給のバランスで決まります。原油高騰に先進国は、技術革新と節約で供給を減らしています。産油国は増産に取り組み供給が増えています。
となれば、価格が下落するのも理解できます。私はこれ以上原油は、高騰しない。と思っています(思いたいです)。ということは、日本経済が持ち直す兆しとみて、良い。と、大きな春見つけた感があります。
国内では、この数カ月。基幹エネルギーの高騰を理由に、食用品や日用品の値上げラッシュが続いてますが?少し、拙速だったのではないか?と思わずにはいられません。
生活の基本インフラである電気料金も値上げしましたよね。原油価格が下落しているのですから、
下がるんでしょうか?たぶん、他の原因や要因を挙げて、据え置かれるのでしょうね。
「みんなで渡れば怖くない」方式。経営判断に、気概がないですね。でも、そんな中、商品の値下げに踏み切った企業が何社かあります。その一つが北海道に本社がある家具製造販売の大手「ニトリ」です。
「ニトリ」は8月1日から372品目。平均15%を値下げ。5月には別の商品268品目を平均20%値下げして、最終的には、1500品目を値下げするそうです。
値上げラッシュの時世に、敢然と値下げに踏み込む。それには周到な経営戦略と勇気が必要です。
その発想の転換に、経営陣の覚悟と決意を感じます。
最近、我が家の近くにもニトリが進出しました。「この時代に逆行するかのような店の雰囲気とは如何なるものか?値下げの秘密がどこにあるのかを、学びに」覗いて見ようと思います。
景気が底を打った証明(小さな春)が見つかるかもしれませんから。
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