悪を駆逐しよう。
最も悪質な犯罪は、放火と人質です。
池波正太郎の鬼平犯科帳。江戸情緒と人情を絡めながら、火盗改め奉行「長谷川平蔵」が極悪非道の放火犯を追い詰め切り捨てる。木造家屋の江戸の町。火付けは許さない。痛快な時代小説です。
幼子を誘拐、身代金を要求する犯罪。そこに居合わせた何の罪もない人を楯にしての強盗。いずれも弱い者を人質に取って自分のエゴを通す卑怯極まりない犯罪です。
国際経済は危急存亡の状態にあります。日本経済もその波に飲まれ、この第4四半期、大半の企業が決算も組めない落ち込みです。まさに、奈落の底へ一直線。
しかし、冷静に考えてみると、先進国がこの状態だと、途上国は、どうなんでしょうか?
世界の大半を占める後進国は?まさか、先進国よりも落ち込みが少ないとは、考えにくい。先進国以上に悲惨な状態だと推察できます。
その先進国G7の財務金融担当会議での財務大臣の失態。辞任したのですから、今更、とやかく言いたくもないが、国際映像で世界に発信された泥酔大臣の姿。呆れると同時に、「所詮、先進国は優雅なもんだ。真昼間から酔っ払って。何が危機だ。」と怒りの火が付いたのではないか?
これは明らかに火付けだ。このしっぺ返しは必ず、途上国や後進国の日本製品への不買運動となって、燃え盛るぞ。鬼平の出番だが?この国の中枢に放火犯は居ても火盗改めはいない。
それに、この国の中枢。驚いてはいけない。政権にしがみ付きたい。任期一杯国会議員であり続けたい。既得権やしがらみを守りたい。そんな自分たちのエゴで、予算を楯に、国民を人質にしているではないか?
国民は、瀕死の状態にある。取り分け地方の中小企業は明日をも知れない。だから、野党もマスコミも、ごちゃごちゃ言わず。予算を通せ。さもなくば、国民に死者がでるぞ。と。
自らの延命のために、予算を人質に、国民を脅す。これじゃあ、まるで、誘拐犯です。
市井のおっさんとしては、景気回復の二次補正も、次年度予算も、さらに、その補正も。、そりゃあ、
速く通過して、楽になれるものなら、なりたいのだが?
ちょっと待った。誘拐犯の仕組んだ予算。下手に妥協して了解したら、次々に国民軽視の要求を突きつけてくるのではないか?そうに決まってる。ここは一番、慌てて予算を通すことはない。
どうせ、にわかづくりで、タイミングを逸した予算では、すぐに化けの皮が剥がれる。この大恐慌、途上国、後進国の人たちも必死に我慢しているのだから。
我々も、この際、予算を人質に取るなら取れ。予算は通さなくても良い。我慢は厭わぬ。
それより、選挙で、放火犯と誘拐犯を駆逐させようではないか。
Goto
コメント
今回の給付金、何となく、大人がもらうという先入観があるようですが、小学生から高校生の子供も大勢いるわけで、彼らに取ってみれば、1万2千円は、大金です。
政府や学校は、子供の分は、子供の欲しいように使わせるように、もっと宣伝すべきです。
お金が天から降ってくるのは、子供がいつも夢に見ていることです。其れが実現すれが、ハッピイになる子供が大勢います。それでいいことでは、ないでしょうか。
おっしゃる通りです。
頂けるのはありがたいことです。
ただ、普通の人は必至で働いています。私どもも、一生懸命仕事して始めてお客様からマージンを頂きます。それも、不況の影響で、日々その率は、圧縮されています。お金は仕事の対価として頂けるもだと思いますので、さらに精進せねばと、社員一同必死で頑張っています。そんな状態の中で生きているのに。お金が天から降ってきていいのでしょうか?有り難いですが。一生懸命、必死に働くのとの兼ね合いが良く理解できないのです。定額給付金、セーフティーネットではありませんよね。
やせ我慢ですかね〜。御指導お願いします。 Goto
あのですね。早く予算が通って、給付金をもらいたいと思っている庶民が大勢いることを忘れないでください。
新聞やテレビで、給付金を非難している、いわゆるお偉いさんは、1万円や2万円程度のものなら、欲しいものは、迷わず買うことが出来るような人ばかりです。
しかし、一万円もするものは、なかなか、迷いに迷わなければ買えない人が大勢います。いわんや、平均的な四人家族ならトータル4万八千円になります。そこにおじいちゃんおばあちゃんがいれば、プラス4万円で総額八万八千円がもらえるわけです。
一度行きたいな、と思っていた家族旅行
いけるかもしれないですよ。
長いこと会社勤めをしていて、会社が、そんな金くれたことありますかね。中広は、どうですか。
給付金をどう使うかという調査でも、70%以上の人が、日頃買えないものを買うといっています。
お金欲しくない人は、もらわなくてもいいですが、欲しい人がせっかくもらいたがっているものを、邪魔してほしくないですね。