海づくり大会

岐阜県関・美濃地域みっちゃく生活情報誌、巻頭特集をお読みください・・・
昨年来より、故郷岐阜の中心を流れる「清流・長良川」畔が綺麗になりました。
その一つ、市内上流に位置する藍川橋、欄干の塗料が真っ赤に塗り替えられました。
雑木が茂っていた護岸が整備されスッキリしました。河原を覆う竹藪も、間引きされ見通しが良くなり、堤防の堤にはコンクリートが張られ・・・長良橋から上流の長良川で武芸川と坪川の分岐点までの間が化粧直しされました。綺麗になるってことは嬉しいですね。
河川の護岸が整備されることは、川面に住む生き物の居場所が無くなるのではと環境派の人達は反対しますが(時代が変わりました何でも反対は通用しません。何事も妥協を繰り返し少しずつ思いの方に進める時代ではと思います)氾濫を防ぎ地域住民の安全を守る上で・・国力の証しだと思っています。
なぜ、長良川の護岸が整備されたのか。理由は、地域住民の安全のためではありません。(勿論、護岸が綺麗になることは安全と無関係ではありませんが)今月の12、13日、長良川の支流・岐阜県関市の坪川で開催される「第30回全国豊かな海づくり大会ーぎふ長良川大会ー」に合わせてです。
海づくり大会は海国日本が海の恵みに感謝し、自然を大切にしようと言う目的で開催される環境省所管の国民的行事です。皇室三大行事の一つで天皇・皇后両殿下がご臨席されます。
岐阜県は全国に7県ある海なし県の一つです。海なし県で「海づくり大会」とは奇異な話ですが、治山治水。山を治めれば水が鎮まる。水が鎮まれば河川が落ち着き海が豊かになる。生態連鎖です。素晴らしい環境保全の思想で催されています。
海なし岐阜県で両陛下のご臨席を得て「海づくり大会」が挙行されることは実に喜ばしいことです。この大会を機に、海人は山人に思いを馳せ、山人は海に感謝し、国民が山河と自然に頭を垂れる敬虔な一時が持てればと思います。
我社も関・美濃地域みっちゃく生活情報誌「きらら」(この名称は長良川の恵みで生かされている両地域の人達の思いを水のきらめきに認めたモノです)の巻頭特集で掲載しました。
HPにアップしますので、海なし県で開催される「海づくり大会」の概要をぜひ御理解いただきたいと思います。地域密着生活情報誌「きらら」の思いも合わせて理解頂ければと思います。
当日は休日です。様々な催しが行われます。会場に足を運んで・・・
初夏の長良川を楽しんで頂ければと思います。                 Goto
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当社発行:地域みっちゃく生活情報誌「きらら」6月号

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