経済成長原則をことごとく潰して・・どこに行くつもりですか?
国力が落ちたとしきりに言われるが・・・あの頃の熱気が嘘のようにない。消えてしまったのだから・・そう言われても致し方ない状況にこの国はあると思う。
あの頃の熱気とは・・・・国力を付けるには、起業が必要だ。ベンチャーを育成すべきだ。アントレプレナーを養成せよ・・と、国を挙げての起業ムードの時代のことである。自民党、小渕政権、森、小泉内閣の頃までは・・・盛んに言われた。
その・・・象徴的な人物が、IT起業家ホリエモンであり、投資家の村上某氏であろう。二人とも、世論を敵に回した結果・・・それぞれの言い分はあるのだが・・・塀の中に沈められてしまった・・・。
経済が力を付けなければ国力は強くならない。大震災を契機に、国力すなわち経済力よりも、日本人の心だとか、精神を磨けと声高に語る文化人が増えたが、そんな人達は、すでに保身するだけに財力を身に付けた人が多い。
経済を軽視して、国民の胃袋が満たされると勘違いしてもらっては困る。経済成長の原則は幾つもあるわけではない。労働人口の増加。これが一番の困りモノである。解決には移民しかないのだが。精神論を唱える人には到底受け入れられないであろう。
資本投下の増加。資本と聞けば拝金主義だと直ぐに反応する人がいるが、資本が投下されねば産業は起こせない。生産性の向上。週休二日に、祝祭日に、祭日と祝日の間の平日を休日にするなんて、働くな。働くなと国家を挙げて休みを増やして・・・どうして生産性が上がるのだろうか?
貿易の振興。日本の様な資源のない国は加工貿易で成り立つ以外に方法が無い。にも拘らず、為替に無関心な中央銀行にはまったく理解不能である。それに設備投資の増加。企業がモノを造るには設備におカネを使わなければ・・良い品物はできない。にも関わらず、電力まで規制して、設備投資ができるわけがない。
それに個人消費の増大。消費税を増税して、社会保障費を増額して、どうして、個人消費が伸びるのか?経済の成長原則に叶わないことばかりが先行する。現行の・政治の方向では・・・国力が落ちるのは当然と言うことになる。だれが、こんな経済衰退を推奨する国にしてしまったのだ・・・と愚痴りたいのだが。
責めてものモノ慰めだが・・・・毎日新聞に「毎日起業家新聞」と題した企画特集が組まれている・・・内容的にはとても、若者を起業に駆り立てるほどのモノではないが・・・・その試みや良しとせねば、日本経済の先は真っ暗でしかない。
私は、マスメディアが日本経済を活性化させるためアントレプレナーとかベンチャー精神を持った若者が奮い立つようなキャンペーンを張らねば・・・日本経済いや、日本の国力は益々先細りになっちゃう・・・・と心配で仕方がない。Goto
コメント
中広様
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