人情に溢れ。貪欲な食い気。タイガースに熱狂。・・・なんで、最下位なんや。
住めば都というが、我が愛する岐阜県。山紫水明。海抜ゼロmから標高3千mまで、海がないので山海とはいえないが、日本に産する地の恵みが溢れ、水に恵まれ酒は旨いし、肴も多種、食生活は充実している。
山間地は、川沿いに集落が点在し、歴史と伝統を継承する独特の文化が根ざしている。平野部は勤勉な県民性に裏付けされ、自動車部品を中心に、モノ作りの拠点が点在する。経済指数も低くはなく、県民所得は上位に位置する。
気候も山間部にはスキー場も多くあり。夏は日本一暑い多治見市もある。冬は冬らしく。夏は夏らしい四季の鮮明な地。 大きな災害に見舞われたこともない。面積も広く、居住空間も多い。
県民は人情に厚く、宗教心が強い。争いごとはこのまず、時々下品に頭角を表す政治家には民主的な鉄槌を下す。だから、保守的だが、革新性も・・・政治的感覚のバランスも良い。
岐阜県は、目立たないが、日本の原風景がそのまま残されたような県だ。他県に住んだことが無いので分からないが、日本一住み易い県だと思っている。私はこの県に生まれ、育てられ、生かされていることに誇りを持っている。感謝し、とても幸せだと思っている。
このほど発表された都道府県別幸福度調査で、最下位にランク付けされた大阪。人情は厚く。大阪のおばちゃんに代表される逞しさがある。そして、熱い。あの熱狂的な阪神タイガースファンが証明する。なんで、最下位なんや。怒るでぇ。そんな大阪人の声が聞こえる。
日本海の寒風にさらされ連日どんよりとした雲に覆われ、直向きだが暗い県民性。そんな北陸三県が上位を占めたことが不思議だ。そして、我が愛する岐阜県の13位には合点がいかぬ。
「幸せ度は住む人の努力で変えられる」と主催者はいうが、住めば都。その土地にはその土地の良さがある。だから人が住んでいるのである。ランキングなどつけようがないハズだ。面白半分の調査が全国ニュースで踊ることが幸福かどうか?問いたい。
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