花粉とセシウム。なんでも結び付けたがる風潮には・・・
寒の入り。寒さが堪えるのですが、広告という奴は、何とも、気の早いシロモノ。もう、花粉症を煽っている。(写真参照)モデルの表情も、眉間の辺りに、花粉症の辛さが滲み、なかなかの迫力。思わず、引き込まれるのだが・・・・。
最近頻繁に。新聞にセシウムが付着したスギ花粉に御用心との不安を煽る記事が。林野庁は「健康に大きな影響を与えるとは考えられない」とコメントを出しているのだが。なんでも、かんでも、放射能と結びつける魂胆が如何にも、不愉快だ。
では、問う。中国大陸から飛来する黄砂。春になると、わが町でも、何度も車のボンネットを覆うほど積もる。中国では1964年から96年まで、50回以上の核実験が行われた。福島の原発事故で、立ち入り禁止地区は、20年とも30年とも続くと。
だとすると、無防備で行われた中国の核実験。今尚、黄砂は放射能に汚染されて飛来するのではないか。それを、日本人は、毎年浴びているってことになる。そのことを問題にせず。今回の事故では、花粉とセシウムを結び付け、煽る。何とも、遣りきれない報道だ。
それとは、関係はないと思うのだが。花粉症対策の広告が、万を時して掲載される。
花粉症で苦しむ人が激増する時代。花粉症はナーバスな問題。花粉とセシウムの関連付には林野庁の見解もあることです。マスメディアは、もう少し、慎重に、丁寧に扱って欲しい。
広告の商品が、花粉症で苦しむ人を救ってくれることを願いつつ。
広告の先走りにも注意しなければと戒めています。Goto
1/23 読売新聞
コメント