1/24毎日新聞
オフラインメディアがオンライン化される日。
もう、二年前になりますか?月日の経つのは早いものですが。尖閣列島沖で、中国漁船衝突事件。衝突の瞬間が、動画サイトユーチューブに投稿され、実態が暴露、一躍、真実があきらかになりました。
あれが、投稿されるまでのすったもんだは、民主党政権の未熟な外交姿勢が露呈。中国の覇権主義を見せつけられたものです。あの、衝突の動画が、新聞報道で、見ることができれば、国民の意識も、中国の横暴も、政府の弱腰も、違ったのではないでしょうか。
毎日新聞。記者の目欄(1/24朝刊)。新聞にAR(オーグメンテッド・リアリティー)の導入の記事が掲載されました。上の記事の写真。日曜劇場「運命の人」にスマートフォンの無料アプリ「Aurasma Lite」をダウンロードして起動。写真にかざして下さい。PCからでも可能。
暫くすると、画面に映る「写真」が動き出します。(広告の世界ではスマホの普及でこのような手法の広告活用が加速していますが)、動き出しましたか?ご覧頂くと。動き出したでしょう。音も出ますね。オンラインは遂に、ここまできたかと。衝撃です。(ぜひお試しを)
記者の目は、ネットから切り離されている「オフライン」メディアの新聞が「オンライン」化される時代がきたと報じています。そうです。中国漁船衝突事件の動画を新聞で見ることができたら事情が変わっていたでしょう。新聞記事とネットが一体化したのです。
となりますと、いちいち、新聞の話題をネット上で検索しなくとも、新聞を広げたままで、より深い情報を得ることができます。それも動画で。音声も入って。これぞ、まさに、クロスメディア。新聞革命と言わねばなりません。
ひょっとしたら、新聞の価値が再考されるかもしれません。こんあ時代が来るなんて。新聞命の私としては、ARを如何に新聞や情報誌に活用するか?知恵の出しどころだと思っています。Goto
追伸
参照の写真で、被災後、津波の跡が残る岩手県山田町を訪ねた加藤登紀子さんの写真も、AR動画が見られます。
AR・・・オーグメンテッド・リアリティー(Augmented Reality=拡張現実)の頭文字。
IT機器が内蔵カメラで映し出す画像に、ネット上から検索してきたデータを重ねる技術。近年はスマホの普及で広告分野での活用が加速している。
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